ビジネスコミュニケーション

通常コミュニケーションを発する者は受け手に対して何かを要求します。受け手が何かをすること、何かを信じること、何かになろうとすることを要求します。受け手の気持ちに強く訴えようとします。

それが受け手の経験や価値観や目的、欲求と合致したときにコミュニケーションが成立します。それらが受け手の全く興味のない、価値のないものであるとき、全く受け付けられないか抵抗されます。

ビジネスにおいてコミュニケーションは組織を成立させ「成果」を得るための最も重要なツールです。”わたし”から”あなた”への伝達ではなく、”我々の中のわたし”から”我々のなかのあなた”へ伝達されるべきもので、我々の組織が「どうあるべきか」がビジネスコミュニケーションを考える上で大切なことのような気がします。