「売れる商品陳列」～ショップ開店ノウハウ １１～

売れる商品陳列は、４段階要素に分けて考えます。

１．商品アイテム・・・品目ともいい、何を売るかを考えます。

２．陳列数量・・・どのくらいの量を陳列するかを決めます。

３．フェイス・・・商品の見せ方を決めます。売れ筋商品ほどフェイス数が多くなります。

４．陳列スタイルと陳列位置・・・どこに、どのように陳列するか考えます。

売り場はお客様の立場になって考えましょう。

お店の都合を優先してはいけません。

「管理会計」！

利益を上げる企業になるためには、月次決算が不可欠です。

月次決算には時間をかけずに、タイムリーに見れる仕組みを作りましょう。

会計は、申告だけではないはずです。

損益、貸借、キャッシュフローを戦略的な意思決定ツールにしていく事が、利益を生み出す仕組みになります。

「百貨店の戦略」！

百貨店は前年比10％以上売上が落ち込んでいます。

集客数を増加させ、売上を伸ばしたい百貨店各社はテナント誘致戦略を展開しています。

松屋銀座店はフォエバー２１を、高島屋新宿店はユニクロを通常店の２倍の店舗面積でテナントしました。

三越銀座店は高級ブランドのフェラガモをテナントし、中国観光客の富裕層を取り込む戦略です。

低価格ＳＰＡテナントｖｓ高級ブランドテナント、二極化した百貨店各社戦略に注目です。

「融資を受けやすくするためのポイント」！

銀行融資は年々厳しくなっています。

融資をうけやすくするためのポイントがあります。

①資金の不足理由を明らかにする

②資金繰り表は必ず作成する

③事業計画書を作成する

タイムリーに見やすい資料を提出する事が大事です。

できれば、簡潔にＡ４一枚に伝えたいことをまとめましょう。

「海外市場」！

日本の総需要が減少する中で、中小企業にとって海外は魅力的なマーケットです。

特にアジア経済は減速しているとはいえ、なお成長が続いていることから、海外戦略は考慮していかねばなりません。

中国やＡＳＥＡＮ１０は中小企業にとって、販路開拓に取り組んでいくことが重要です。

海外へ輸出している中小企業ほど、利益率が高くなっています。

新たな海外販路開拓は中小企業のイノベーションの一つの方策です。