「海のまち朗読館」の朗読4人クラスでは、4月の朗読リサイタルに向けて、この秋から作品のお稽古を行っています。
今年は初の試みとして、長い作品をいくつかのクラスで読んでいただく演出も考えて作品を選びました。
ちょっとご紹介させていただきますね。
「銀河鉄道の夜」宮沢賢治 パンジー組・桃組・アネモネ組・カメリア組
「よだかの星」宮沢賢治 ダリア組
「器量のぞみ」宮部みゆき 桔梗組・アイリス組
「入れ札」菊池寛 ストック組・プリムラ組
「雪女」小泉八雲 クロッカス組
「仙人」芥川龍之介 マーガレット組
どのクラスも一通り読み終えて、これから読み込みに入ります。
どの作品も、「一人で読みきる」ことを目標に仕上げていきますので、それぞれが「自分のレパートリー」に加えていただけるよう、しっかりお稽古させていただきます。
これが年内いっぱい続く感じですね。
年が明けてからは、全体の中での役割を果たす読みに移っていきます。
今度のリサイタルでも、ピアニストでシンセサイザー奏者の早希さんが各作品をサポートしてくださることになりました。
効果音や音楽など、時間をかけてオリジナルの作品に仕上げていく作業をお願いします。
今年のリサイタルでシンセサイザーを弾く早希さん。
早希(from Cloth)
埼玉県出身。3歳からピアノを始め、主にクラシックを弾く。
高校生の時、当時習っていたピアノの先生から
コードやアドリブを教わり、ポピュラー音楽に目覚める。
昭和音楽大学短期大学部ポピュラー音楽コースを卒業。
在学時にヴォーカル&ピアノのユニット「Cloth(クロス)」を結成。
ライブ活動の他、ネットライブの生配信やYouTubeで動画の公開をしている。