朗読教室ブログ「海のまち朗読館」

オンラインZoom朗読レッスンで、
お家にいながらコミュニケーション上手になるブログ


           

リサイタルの写真「すみれ組」

2018-06-21 22:18:11 | ライブ

4/1リサイタル第4部の最初は、すみれ組の「生きる」!

朗読ファンの間で根強い人気の詩です。

朗読会では、よく選ばれる作品で、私も何回か聴かせていただいたことがあります。

今回、「海のまち朗読館」の朗読会では、初めて演目に選ばれました。

すみれ組さんは4人でこの作品を練習してきたのですが、発表会では3人での朗読となりました。

3人で、4人分の「生きる」を、声を限りに、心を開いて、遠くに高い所に、想いを飛ばしました。

朗読クラスのメンバーは、ご縁があって出会い、一緒に声を合わせるユニットになります。

お互いがいとおしくてたまらない気持が生まれ、大切な存在になっていく過程で、心が少しずつ溶けて、自分の声が自分の体に響くようになります。

声を出すのは、体の共鳴、気持の共鳴なんだなと、いつもリサイタルでは感じます。

この「生きる」という詩は、その体験を一番よい状態で叶えるのではないかなと思いながら聴かせていただきました。

いますみれさんは二人でおけいこを続けています。

二人で、あの時の4人分の「生きる」を糧に、新しい作品の朗読に挑戦しているところです。

私も一緒にがんばっています!


リサイタルの写真「クロッカス組」

2018-06-09 20:10:18 | 海のまち朗読館

4/1リサイタル第3部の二作品目は、クロッカス組の「よだかの星」でした。

鷹に「名前を変えるよう」強制的に迫られ、家を離れるよだか。

生きているのがつらい、つらい…。

一瞬でも自分が星のように光る存在になることに希望を託して、全身の力を振り絞って飛ぶのだけれど、どこにも届かない、誰も助けてはくれない。

そして力尽きた時、よだかが見たものは。

クロッカス組は3人です。

ナレーション、よだか、そのほかの登場人物すべて、の担当で上演しました。

どのパートも読みごたえがあり、練習は大変なのです。

皆様ひたむきに取り組んで下さり、当日はお客様に大変な反響を呼びました。

後半は宇宙に向かっての会話なのですが、思い切り遠くに向かって叫ぶよだかのせつない思いで、ホール中がいっぱいになりました。

聴いていて、読んでいて、胸がいっぱいになる物語、眼で読むだけでは味わえない世界で、ホールは一体になりました。

読み手と聴き手の皆様にあらためて感謝申し上げます。

 


鵠沼海岸St.~「海のまち朗読館」まで

2018-06-05 22:32:53 | 鵠沼海岸

「海のまち朗読館」は、藤沢市鵠沼松が岡にあります。

芥川龍之介が住んでいた海辺の街です。

海岸まで5分ほどで、駅から「海のまち朗読館」までは商店街を通って7分ほどです。

冬でも裸足で濡れたまま歩くサーファーたちとすれ違い、小さなおしゃれなショップなどを楽しみながら歩くのもなかなか良いものです。

これから少しずつ、街のご紹介もしてみたいと思います(^^♪

まず駅。

改札通ってすぐホーム!

改札を出てすぐ左にあるブティック。

海に行くには必需品のビーチサンダル。

すぐ近くにあるカフェ「地球」。

「海のまち朗読館」の生徒様たちにも人気です。

時々、お稽古の後、皆様とお食事したり(*^_^*)

こんな時間は本当に楽しいものですね。

これから少しずつ、お気に入りのお店などもご紹介させていただきたいと思います。

街歩きのお好きな方はどうぞお楽しみに!

 


朗読検定受検講座のご案内

2018-06-04 22:38:31 | 朗読検定

各級の朗読検定取得講座ラインナップが出揃いました。

「海のまち朗読館」の検定講座の特徴は、ただ合格するだけではなく、それぞれの級の内容をしっかり学ぶことにあります。

そのため、時間をかけて行います。

基礎を身につけたい方のための理論の講義と実技を行います。

体力に自信のある方のご参加をお待ちしております。

(体力といっても、特別な筋力や持久力を必要とするわけではありません(^^ゞ。具体的には、腹式呼吸による発声は脂肪を燃焼させますので体が熱くなります。基本姿勢では腹筋を使ってかかと側に移った重心がぶれないように体を支えます。立った姿で鏡を見ながら頭と肩が動かないように呼吸&発声を続けるなどです)

【4級受検講座】藤沢教室

6/7、6/21、6/28 各木曜日15時~16時半

【3級受検講座】藤沢教室

5/7、5/21、5/29、6/4、6/11 

【準2級A受検講座】藤沢教室

7/2、7/9、7/23、7/30 各月曜日10時~11時半

【準2級A受検講座(2級受検と合同)】藤沢教室

7/3、7/10、7/17、7/24 各火曜日10時~11時半

【準2級B受検講座(2級受検と合同)】藤沢教室 

8/7、8/14、8/23(木)、8/28 各火曜日10時~11時半

【2級受検講座】藤沢教室

以上の日程に加え、6/5、6/26、9/11、9/18 各火曜日10時~11時半

*定員は3名です。

過去合格率は4級、3級、準2級A&B、2級A&Bすべて100%です。

詳しいことはこちらをご覧ください。


リサイタルの写真「カメリア組」

2018-06-01 21:12:57 | ライブ

リサイタル第3部、カメリア組の朗読です。

石川啄木のエッセイを現代語訳で絵本にした「サルと人と森」に取り組んでいただきました。

サルと人との口げんか!

サルは木の上から、人は地面に立って、お互いに自分がいかに素晴らしいか、相手がいかに情けないかを声を限りに叫び続けます。

かなり疲れます(^_^;)

体も全力を使いますし、気持ちも高揚させなければなりません。

それでもメンバーは練習に熱心に参加して下さいました。

ありがとうございます!

朗読を始める時は、私たちはなんとなく「綺麗な声で、よどみなく、ちょっとだけ感情が表れた読み方を練習するのかな」って思ったりするものです。

それは、私たちが聴いて感動したことのある朗読が、そんなふうに聞こえたからなんですよね。

聴く人が感動し、読み方が綺麗に聞こえている時、読み手は自分の気持ちを全開にして、必死で声を出しているものです。

綺麗に読もうとか、ちょっとだけ感情を出そうとか、思うゆとりは全然ないです(^^ゞ

全編自分の気持ちがお話が進むにつれてどう変わるかに向き合いながら、必死なんですよね。

カメリア組の皆様は、この作品を通して、朗読の一番大事なことを、自分のものにして下さいました。

今皆様は、クラスでそれぞれの好きな作品を読んでくださっています。

大変ユニークで面白い作品が選ばれています。

リサイタルの経験が、これからの朗読にとても良い影響を与えてくれることでしょう!

皆様本当にありがとうございます<m(__)m>