4/1リサイタル第4部の最初は、すみれ組の「生きる」!
朗読ファンの間で根強い人気の詩です。
朗読会では、よく選ばれる作品で、私も何回か聴かせていただいたことがあります。
今回、「海のまち朗読館」の朗読会では、初めて演目に選ばれました。
すみれ組さんは4人でこの作品を練習してきたのですが、発表会では3人での朗読となりました。
3人で、4人分の「生きる」を、声を限りに、心を開いて、遠くに高い所に、想いを飛ばしました。
朗読クラスのメンバーは、ご縁があって出会い、一緒に声を合わせるユニットになります。
お互いがいとおしくてたまらない気持が生まれ、大切な存在になっていく過程で、心が少しずつ溶けて、自分の声が自分の体に響くようになります。
声を出すのは、体の共鳴、気持の共鳴なんだなと、いつもリサイタルでは感じます。
この「生きる」という詩は、その体験を一番よい状態で叶えるのではないかなと思いながら聴かせていただきました。
いますみれさんは二人でおけいこを続けています。
二人で、あの時の4人分の「生きる」を糧に、新しい作品の朗読に挑戦しているところです。
私も一緒にがんばっています!