昨日、大阪で「第10回青空文庫朗読コンテスト」本選が行われました。
今年は初の試みとして、YouTubeで生動画配信され、ライブで本選出場者の朗読をすべて聴くことができました。
昨日のブログでもURLをご紹介しましたが、ご覧いただけましたでしょうか。
私は2時頃出ますよ~、とご案内しましたが、実際は2時半頃になったと思います。
遅くなり失礼しました<(_ _)>
一般の部、結果は次の通りです。
入賞された皆様は、素晴らしい読みで、審査員の方が選ばれたのはもっともなことです。
朗読人口に占める男性の割合はとても少ないのですが、今回は男性が大活躍され、大変立派なことでした。
私は今回応募するに当たり、自分なりに工夫を重ね、その工夫が実を結ばなかったわけですが、
これから、録音や録画を分析して、どこに問題があったのか、考えてみます。
自分で自分を分析できるか、ちょっと自信ないですが~(^_^;)
いえ、これは私が朗読講師だからであって、朗読が好きで読むことをふつうに楽しんでいらっしゃる方には、自分の読みを分析するなんて必要は、全然ないんですよ(*^_^*)
コンテストも、出場そのものを楽しむことに価値があります。
いつもと違う場所で、いつもと違う雰囲気で読む機会は本当に素晴らしい思い出として、いつまでも記憶に残るものですから(^O^)
「海のまち朗読館」では、「楽しむ」その先の「伝わる」読みをお稽古していますが、そのための一番良い方法として、
レッスンを録音してもらい、それを繰り返し聴いていただくことをお勧めしているんですよね。
というか、そうしないと、せっかくのレッスンもその場限りのものになってしまいます。
自分の読みを自分で聞くのはなかなかシュールなものですが。
まあそんなことですから、講師の私も自分のコンテスト本番の読みを繰り返し見て聴いて、
審査員の方に届かなかった原因を理解して、それを、来年以降コンテストに出ようとされるレッスン生の方に、
「こんな風にすると想いが届かないから、気をつけてみましょう」と、具体的に言葉で伝えられるようにしたいと思います。
「こうすると良いですよ」というレッスンに加えて、
「こうすると失敗の原因になりますよ」という、「よくない見本」を明確に示すことは、時にとても役に立つものですものね!(*_*;
いずれにしろ、今後コンテストレッスンに役立てられるように、今回は業者さんに自分を撮影し、編集して動画にしてもらうことを頼んでいます。
2週間ほどで出来てきますので、まあ、あまり楽しみという感じではないけれど(笑)、教材としてできるだけ他人の目で自分を見るように心がけるつもりです。
私は朗読講師をしていますが、なかなか自分で良いと思う朗読ができないのが悩みなんですね。
どこがどう良くないのかはわかるので、その分、同じような個所で躓く方に適切なアドバイスをさせていただけることになるのですが、
今回も、コンテストでの結果をレッスンに生かして、生徒様には良い朗読をしていただきたいと心から思います!
私自身ができないことを、生徒様ができるようになって下さるのが、本当に嬉しく、そこが講師業の何よりのご褒美で、満足感を得られる部分なんです(*^_^*)
また明日から、教室ができることに、心から感謝、
そして今回のコンテスト本選出場を何より喜んで下さった「海のまち朗読館」の生徒様の応援に、心から感謝して、今日のブログを終えたいと思います。
※コンテストレッスンは個人講座内で行っております。