4/1リサイタルのプログラム2番は、アネモネ組の登場です。
「デンデンムシノカナシミ」新美南吉を3人で読みました。
今、アネモネ組は3人が別々のものを読んでいます。
「生きる」「ひかりのりゅう」「やまなし」。
それぞれが、好きな本を持ってきて下さいました。
やまなしの新しい絵本は、たいへん美しく、手にするだけで、浅い水の中から空を見た時の光や泡が感じられるような気がします。
宮沢賢治の物語は、いつも読む人を上質な世界に連れて行ってくれますね…。
もちろん、ほかの物語も、心をつかむ魅力的なものです!
「海のまち朗読館」では、7月まで、どのクラスも一人ひとりが読みたい本を自分で選んで読んでいきます。
4/1のリサイタルの写真とビデオが送られてきました。
今年は、写真を発表会専門の業者さんに、ビデオは、奈良の業者さんにお願いしました。
どちらもとても親切で、良いものを送って下さいました。
こちらでも、プログラム順にご紹介していきます。
まずは、
林芙美子「幸福の彼方」を、まりりんさんと私が読みました。
「爪を順々に噛んでいくシーンが色っぽかった!」
「…」
なるほど~(^^ゞ
まりりんさんと、喜寿朗読をしようと約束しました。
できるでしょうか!?
いえ、案外喜寿なんてすぐかもしれないです。
…すぐの気がしてきました。
多分100歳くらいまでは普通にみんな生きていそうです。
未知の時代がもうやってきている感じです。
ずっと朗読を続けて、良い人生、幸福の彼方を向いて、毎日を大切に生きていきたいですね。
5/5の「ステージ朗読みなとみらい2018立夏」にて、新企画「青空文庫朗読コンテスト」ステージ公開レッスンを行います。
ステージ上で、2018年の、第10回青空文庫朗読コンテストの課題作をお読みいただき、その場で15分の個人レッスンを行うというもので、客席のお客様はそれをご覧いただくことができます。
ドキドキしますね~、とっても度胸がつきますね(*^^)v
お読みになる方にも、ご覧になる方にも、良い時間になると思います。
ご希望の方は、info@uioai.comまで!
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5月5日土曜日 13時半開場・13時45分開演~16時45分終演
13時45分~15時15分 朗読ワークショップ
15時15分~16時15分 朗読会の部
16時15分~16時45分 ステージ公開レッスン
朗読ワークショップ参加費5000円(台本代込)小学生からOK!
朗読参加費3000円(3~9分)*9分以上は+3分につき1000円で承ります。
ステージ公開レッスン受講費2500円
*イベントを通しての観覧費500円
第10回 青空文庫朗読コンテストの課題作が発表されました。
それに伴い、会場予選もお申し込みが始まっています。
コンテストの応募方法は二通りです。
①課題の録音によってエントリーする
②会場予選で審査員の前で課題を読む
御一人で課題作4作品全部でも、また、会場と録音と両方でも応募できます。
ワクワクしますね~(^O^)
皆様は、もう課題作を読んでみましたか?
詳しくはこちらをご覧くださいね↓
ちなみに、会場予選のお申し込みはこちらです↓
会場予選は、直接審査員にアピールできるので、本選への切符を手に入れるのにたいへん有利です。
ところが、課題作を人前で朗読するという練習の機会は、なかなか持てないものなんですよね。
そこでお勧めなのが「「海のまちステージ朗読みなとみらい2018」です。
ここでは誰でも好きなお話をステージの上で朗読できちゃうんですよ。
うふふっ(*^^)v
たとえば青空文庫の課題作を読んでみるのも良い練習になります。
会場予選にお申し込みされた方は、ビデオカメラを持ち込んで自分の朗読姿を記録すると、たいへん良い予習になりますね。
「海のまち朗読館」は、朗読検定協会の認定教室ですから、安心してご参加いただけます。
終わった後は、会場のカフェで懇親会もあります!
これがいつもとても楽しくて好評です。
コンテスト以外のことでもいろいろ情報交換できて、お友達もできて、連休の一日が想い出深いものになって。
いつもこの朗読会は、良いお天気ですごく気持ちいい海風が吹いていて、あ~、きっと今年もそうだといいな。
今年は、発表朗読ワークショップも行うんですよ。
5/5、朗読ファンのあなたのご参加を心からお待ち申しあげます<(_ _)>
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5月5日土曜日 13時半開場・13時45分開演~16時45分終演
本日、「海のまち朗読リサイタル2018」が無事終了しました!
お天気に恵まれ、会場「ル・クラシック」のお庭の桜は満開!
黄色と白のマーガレットが螺旋階段を彩り、春らしさ満載のウキウキ感の中、ホールへ。
12作品、35人で朗読しました。
館内は満席で、皆様の気持ちが作品に集中し、いっとき日常を離れて物語の世界を遊ぶことができました。
アンケートの集計で一番人気は、「田舎のお母さん」でした。
お母さんが、縫って、送ってくれた着物。
嬉しいけれどそれは田舎っぽくて、都会のお嬢様にとってはいかにもダサい。
こんなことなら、御金をもらって自分で買いに行った方が良かったのに。
そんな我儘な心を持て余した少女が、お母さんに心から感謝の気持ちを感じたラストシーン。
私も大好きなお話です。
皆様も気に入ってくださって、嬉しく思います。
今年はシンセサイザーの生演奏で、音楽のほか、電車の音、爆撃の音など、お話に合わせて挟みました。
ピアニストの早希さんは、今日はシンセサイザーを使い、アドリブですべて台本にタイミング良く音を入れてくれるのです。
朗読が音楽に合わせるのではなく、演奏が読みに合わせて長くしたり短くしたりしてくれるのです!
朗読にシンセサイザーで効果音を入れるライブも初めてでしたが、皆様には物語が立体的になったと好評でした。
そして今日は、御客様の中に、今をときめく朗読界のスーパースターがいらして下さり、私も大変感激しました。
出演者も、御客様も喜んでいらっしゃいました。
朗読がさかんになって、みんなが声を出すコトが文化になったら素晴らしいことですね。
今日はとても嬉しい一日です。
私と一緒に過ごして下さった方々に、心から感謝をこめて。