第11回青空文庫朗読コンテストの応募要項のご案内です。
詳しい本部のサイトはこちらをご覧ください。
今年は11月24日に本選が大阪で開かれます。
予選は、対面予選と録音予選の二通りで、どちらもどなたも応募できます。
対面予選は、審査員の前で課題を読むので、枠も少ないため、大阪予選はあっという間に埋まってしまいました。
東京予選も間もなくいっぱいになりそうです。
岩手予選、愛媛予選はまだ枠があります。
この対面枠と録音予選枠で、本選出場30人が決まる仕組みです。
録音予選の応募期間は、2019年7月1日(月)~2019年8月31日(土)。
楽しみですね~、わくわくドキドキですね~。
課題作は以下の4作品です。
【一般の部・認定講師の部】
菊池寛・作「恩讐の彼方に」 より抜粋部分 ※2018年夏期 朗読検定2級・準2級 実技課題より抜粋
太宰治・作「駈込み訴え」 より抜粋部分 ※2018年夏期 朗読検定2級・準2級 実技課題より
堀真潮・作「抱卵」(「抱卵」キノブックス刊 収録作品)より抜粋部分 ※2019年春期 朗読検定2級・準2級 実技課題より
江戸川乱歩・作「D坂の殺人事件」 より抜粋部分 ※2017年春期 朗読検定2級・準2級 実技課題より
どれも人間のサガを扱っている、濃ゆい物語です。
それを「愛おしいもの」ととらえると、自然に読めるのではないでしょうか。
自分やほかの人の、「できれば見たくない面」「ダサいなと思う面」「恥ずかしい振る舞い」「嫌悪を感じる言動」について、
「やれやれ、まあいいよ、わかった!」と受け入れてあげるふりでもいいいからしてみたら、どんなことが起こるか。
よかったら声に出してそれぞれを読んでみてください。
あなただけの表現になると思いますよ。
小説は、みんなが避けたがる面倒なサガに焦点を当てて、一時そこに浸ることで、いつかの自分の昇華を促すツールにもなるのですね。
それを声に出して読むわけだから、スッキリ感もひとしおです。
特に気に入った物語があったら、せっかくですからコンテストにエントリーしてみては?
すでにエントリーを済ませた方は、よかったらレッスンにおいで下さい。
「海のまち朗読館」では、各種コンテストの特別個人講座を開いています。
また、5/5のステージ公開レッスンは、対面試験に臨まれる方には必須の本番形式のレッスン。
コンテストというお祭りを通して、ますます朗読を楽しむことが可能になります。
去年のコンテストに出場した経験から、具体的なレッスンをさせていただきます。
お申込みはこちらまでどうぞ。
コンテストレッスン講師のプロフィールはこちら。
去年の青空文庫朗読コンテスト本選に出場した際の講師↓