明日のリサイタル作品、最後にお届するのは、片山廣子「まどはしの四月」。
まどはし、と書いてまどわし、と読みます。
これは、片山廣子が、エリザベス・フォン・アーニムの小説『The Enchanted April』を読んでエッセイを書いたものです。
小説は1992年にイギリスで映画化され、日本でも公開されたので、観た方もいらっしゃるかもしれませんね。
邦題は「魅せられて四月」。
enchantedには、魔法にかけられた、っていう意味があるんですね。
イタリアの四月のお城に憧れるイギリスの4人の女性。
はい、私も憧れちゃいます~(^O^)
現実の生活の中で「奇跡」はきっとある。
朗読もそんな存在になる可能性を信じて、「海のまち朗読館」はこのリサイタルをプロデュースしています。
明日は、皆様に「魔法にかけられた四月」を感じていただけましたら幸いです。
お目にかかれますのを楽しみにしております。