朗読教室ブログ「海のまち朗読館」

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太宰治「待つ」小川未明「嵐の夜」森鴎外「高瀬舟」大下宇陀児「金魚は死んでいた」

2021-02-13 21:59:15 | 朗読コンテスト

今年元旦から始まった、青空文庫朗読コンテスト予選。

お正月が明けてから準備を始めよう、とか、
1月は練習、2月から本気でがんばろう、など、
本気モードを先延ばしにしている方も多いかもしれませんね。

私自身も、「まだ前期予選の発表があったばかり」なんて思っていたら、
中期締め切りまであと2週間!

3月31日の後期締め切りまで、3か月の予選期間の半分を過ぎ、早くも折り返し地点です。

 

今年始めた「青コン勉強会サロン」では、テクニカルな質問から、
登場人物の心情に関する疑問まで、さまざまな内容について、議論が交わされています。

質問内容の一部をご紹介すると・・・。

 

◆「待つ」で何を待っているのかが、自分でもはっきりわからず音読に入っています。音読し続け、検索等で調べて、自分の考えがまとまるのを待てば良いのでしょうか?または、どうしても分からなければ違う課題に変更した方がよいのですか?

◆タイトルの読み方は採点には入っていないのかもしれませんが、印象良く読みたいです。それでつい、力んでしまいます。

◆課題を「待つ」と「あらしのよる」に変えました。今から皆様に追いつけるものか焦ります

◆「嵐の夜」の 「薔薇色」滑舌が悪くて困ってます

◆嵐の夜が人気と伺って不安になってきました。変えた方がよいかと。

◆「待つ」の主人公のキャラ設定が難しいと感じています。「待つ」を選ばれた方は、主人公はどんな女性像ととらえていますか?

◆胸がいっぱいになり窒息するほど苦しくなります。が、自分の中でどういう気持ちなのかが落とし込めていないのですが。

◆何度も読んでいると口に唾がすごくたまって口が回りにくくなることが多くあります。

どれも、汎用性があってどの作品にも役立つ良い質問ですので、
あっという間に1時間が過ぎてしまうんですよね。

もし、今からでも勉強会に入って勉強してみたいという方は、ぜひご参加ください。

 

ご入会月のアーカイブを見ていただけますので、無駄にならず、充実した朗読勉強になりますよ。

 

 

前期予選では、ほとんどが女性からの応募、「待つ」「嵐の夜」でのエントリーだということです。

女性の語りで進むストーリーなので、読みやすいというわけですね。

ところが読むほどに、いったいなぜここでこんなことが書かれているんだろう?と気になる。

 

考えるほどわからなくなる。

 

難しいお話だなと思う方が多いのがこの二作品の特徴です。

 

一方、「高瀬舟」「金魚は死んでいた」の二作品のコンテストの抜粋部分は、解釈に苦労はしないのでは・・。


説明や、上司と部下の会話なので、関係性をつかみやすいんですね。


こういう疑問について話し合うのは、もちろん勉強にはなるし、またかなり楽しいです。

リアルな会合だと、なかなか全員に話を聞くことは難しいですが、zoomだと、一画面に全員が映るので、〇〇さんはどうですか?って話を振りやすい。

 

リアルで合っていると、理屈っぽい話とか、自己主張的な話はしにくいですが、オンラインでは堂々と言える。

だってそのために集まっているんですからね!

 

つづきはこちら

↓ ↓ ↓

https://uminomachi.com/contestsalon-2/


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