浮島ヶ原自然公園 公園レポート

静岡県富士市にある自然公園です。
このブログでは、浮島ヶ原自然公園の日々の様子についてお知らせしていきます。

今年からサワトラノオの調査を行います

2013-03-23 19:51:26 | 公園の維持管理
浮島ヶ原自然公園は、環境省レッドリストで絶滅危惧IB類のサワトラノオを保護する目的もあって整備されています。
そこで、サワトラノオが増殖していくために、ヨシ類の刈り取りなどをどのように管理していけばいいのか、富士常葉大学、富士市みどりの課、富士自然観察の会と共同で調査研究を行います。



そこで、園内のサワトラノオの株を調べ、まとまって生育しているところに方形区を設定しました。
今後、サワトラノオ以外の植物の刈り取りを方形区ごとにずらして行い、いつの時期に刈り取るのがサワトラノオの成長にいいのかを調べます。
それを元に、今後のサワトラノオ自生地の管理や保全の方法を考えていく予定です。

ヨシの片付けを進めています

2013-01-27 19:24:08 | 公園の維持管理
そろそろノウルシが芽生えてきているので、今日もみんなで刈ったヨシの片付けをしました。
子どもたちも一生懸命手伝ってくれました。



手で刈ったヨシを集め、リヤカーで運び出します。



どんどん刈ったヨシの山が出来ていきます。
何度も往復して片付けました。



木道には、点々とヨシの山ができました。
これもリヤカーで駐車場脇まで運び出しました。
引き続き、ヨシを活用してくださる方を募集中です。



片付けたあとには、ヒキノカサの芽が出ていました。
春が近づいていますね。

ヨシの刈り取りが進んでいます

2012-12-09 09:33:33 | 公園の維持管理
公園のヨシの刈り取りが進んでいます。



一部を残して、ほとんどが刈られます。
刈ったヨシは、お茶農家さんなどが霜対策で畑に敷くなど、ここから持って行って活用されます。
刈ったヨシが欲しいという方は、富士市みどりの課まで連絡をしてください。

ただ、木道沿いの枯れたミゾソバなどはそのままです。
これも取り除いていかないと、早春の植物たちが育ちません。
枯れ草をどう片付けていくかが、今後の湿地保全の課題です。

ヨシの刈り取りが始まりました

2012-11-08 20:18:13 | 公園の維持管理
枯れ始めたヨシの刈り取りが始まりました。



このヨシは無料でお分けしています。
希望する方は、富士市都市整備部みどりの課(TEL:0545-55-2793 midori@div.city.fuji.shizuoka.jp)までお申し出ください。

こうして刈ることで、早春に咲く植物たちが育つことができます。
これも、植物保全のための作業になります。

ヨシを刈り込みました

2012-07-07 23:56:35 | 公園の維持管理
木道入口のヨシを刈り込みました。
ミズオトギリとヌマトラノオが見えるようにするためです。



ちょっとした湿地の草原ができました。
セイタカアワダチソウの抜き取り除去も行いました。



ヌマトラノオは、白いつぼみをつけていました。
もう咲きそうですね。
ヌマトラノオの花畑…とはいきませんが、そこそこの株数が咲くと思います。