浮島ヶ原自然公園 公園レポート

静岡県富士市にある自然公園です。
このブログでは、浮島ヶ原自然公園の日々の様子についてお知らせしていきます。

ミツガシワのつぼみができていました

2014-03-23 01:11:27 | 浮島ヶ原自然公園の植物

公園真ん中の湧水出口付近で咲くミツガシワ。
ようやくつぼみができてきました。
昨年は、今の時期に咲き始めていましたが、今年は寒さがあったためか開花が遅れてます。
4月の始めには咲くのではないかと思います。

ノウルシがだいぶ色づいてきました。

2014-03-09 09:18:40 | 浮島ヶ原自然公園の植物

ノウルシ群落ができつつあります。
早くから出ている株は、黄色に色づき始めました。

湿原の減少に伴って、ノウルシも数を減らしつつあります。
環境省レッドリストで準絶滅危惧(存続基盤が脆弱な種)、静岡県レッドデータブックで絶滅危惧II類(絶滅の危険が増大している種)となっています。
公園の東側にも自生地がありましたが、開発で無くなってしまいました。
このノウルシも、ずっと残していきたいですね。

ヒキノカサが咲き始めました。

2014-03-09 08:00:02 | 浮島ヶ原自然公園の植物

ヒキノカサが咲き始めました。
まだ2輪ですが、きれいでかわいいですね。

近くに説明看板を立てましたので、すぐにわかると思います。

ヒキノカサは、湿った湿原環境に生育する植物で、湿原の減少とともに数を減らしています。
環境省レッドリストで絶滅危惧II類(絶滅の危険が増大している種)、静岡県版レッドデータブックで絶滅危惧IB類(近い将来における野生での絶滅の危険性が高い種)となっています。
県内では、伊豆の一部と、この浮島ヶ原しか報告がありません。県内では、一番広い自生地と思われます。

これから、次々に咲いていくと思います。