浮島ヶ原自然公園 公園レポート

静岡県富士市にある自然公園です。
このブログでは、浮島ヶ原自然公園の日々の様子についてお知らせしていきます。

公園の主役がサワトラノオからナヨナヨワスレナグサに交代です。

2013-05-25 18:14:18 | 浮島ヶ原自然公園の植物
五月の公園で咲き誇っていたサワトラノオはほぼ終わりです。
一部の株がちょっぴり花をつけているだけになりました。
変わってナヨナヨワスレナグサが、だんだん増えてきました。



今年はサワトラノオの開花が早く、その分咲き終わりも早いです。
そのサワトラノオを追い越すようにナヨナヨワスレナグサが伸びてきて、仲良く並んで咲いていました。



このサワトラノオが全部実になると、今度はオカトラノオとヌマトラノオが咲き始めます。
さらにクサレダマも咲いて、公園は初夏の花シーズンに入っていくと思います。

キショウブが咲き始めました

2013-05-11 06:23:59 | 浮島ヶ原自然公園の植物
園内でキショウブが咲き始めました。



湿原には「ハナショウブ」、というイメージが強いようで、これが咲くと来園者さんが喜ばれます。
でも、実はヨーロッパ原産の帰化植物。環境省の要注意外来生物でもあります。
期待して来る方もいるので、とりあえず居場所はありますが、あまり広がることがないといいなぁと思っています。
園内では、駐車場の南側広場の奥と中央部に咲いていますよ。

草木染め体験を行いました

2013-05-05 19:03:13 | 自然遊び
自然観察会の後に、草木染め体験も行いました。



まずは小澤緑さんから、やり方の説明をしてもらいました。
布に模様がつくように、木片やビーダマ、おはじきなどをくるんで輪ゴムでぐるぐる巻きにします。
巻いたところには染色液が入らず、染まらないというわけですね。



その後は、染色液の入った大鍋でぐつぐつ煮ます。
こうして染めていきます。
今回はドングリの染色液で染めました。



これがけっこうなニオイです。



鼻をつまみながらぐつぐつと煮ていきました。



ある程度色がついたら、媒染液で定着させます。
そしてさらに染色液で煮て、色を濃くしていきます。



最後に水で洗って完成です。
皆さん、なかなかいい模様のハンカチや手ぬぐいを作っていました。
最後にみんなで作った作品を持って記念撮影をしました。

草木染めも時々やりたいと思います。
その時は、ぜひご参加ください。

こどもの日に自然観察会を行います

2013-05-04 05:11:20 | お知らせ
こどもの日に浮島ヶ原自然公園の自然観察会を行います。
時間は9:00~11:00です。管理棟前へ集まってください。
園内を周りながら、絶滅危惧種のサワトラノオや、咲き始めたナヨナヨワスレナグサなどを観察します。
また、自然遊びもいろいろと行う予定です。
ヨシの葉や、カラスノエンドウの実をつかった笛などを行う予定です。

さらに、観察会終了後は、ドングリの草木染めも行う予定です。

無料で行っていますので、3世代で、お気軽にご参加ください。

サワトラノオがきれいに咲いています

2013-05-03 20:04:17 | 浮島ヶ原自然公園の植物
公園で最初に咲き出したサワトラノオが見頃です。



公園真ん中の群生地では、白い花穂が目立ってきました。
このエリアはちょうど見頃です。

他のエリアも、咲いた株が増えてきました。

なるべく見えるように周囲の草を刈っています。
まだ見にくいところや、木道から離れているところもありますが、撮影等で木道から降りることのないようにお願いします。