浮島ヶ原自然公園 公園レポート

静岡県富士市にある自然公園です。
このブログでは、浮島ヶ原自然公園の日々の様子についてお知らせしていきます。

ヌマトラノオが咲き始めました

2011-06-27 22:01:09 | 浮島ヶ原自然公園の植物
ハンゲショウの中にヌマトラノオが咲いていました。



湿地に咲くトラノオですが、5月に咲いていたサワトラノオより花序はほっそりしています。
花もそんなに多くありません。でも、凛とした美しさがあるので、ヌマトラノオのほうが好きという方も多いですね。



すでに園内に咲いているオカトラノオやクサレダマ、そして5月に咲いたサワトラノオと同じサクラソウ科オカトラノオ属の植物です。
なので、花の様子は似ていますね。
オカトラノオと比べると、花弁が若干とがっています。

これで同じ仲間の花が3種類咲きました。
じっくり見比べてみるとおもしろいと思います。

今日は、ビーバー隊が自然観察に来ました。

2011-06-26 22:12:28 | 自然観察会
今日は、ビーバー隊の子どもたちが公園にやってきました。



まずは、管理棟の前で植物観察。
ブタナとタンポポの違いを探しました。

それから木道に沿って歩き、ヒメギスやコガネムシなどの昆虫観察、ハンゲショウの白い葉、ヒメハッカのにおいを嗅いでみるなど、自然観察を楽しみました。



一通り見たら、草笛遊び。
まずは、ヨシの穂先でブーブー笛。
みんなで鳴らすことができました。



草笛名人の演奏も聞きました。
固いヨシの葉でも鳴らせるのって、すごいですよね。
ヨシの葉を巻いた笛も作りました。



午前の観察が終わって、いったんあいさつ。
きちんと横1列に並んであいさつすることができました。

お弁当の後は、管理棟でプラスチックバンドを使ったカタツムリ作りをやりました。
1日楽しんで帰っていきました。

クマツヅラの花が咲き始めました

2011-06-26 06:32:54 | 浮島ヶ原自然公園の植物
クマツヅラが、小さな花を咲かせ始めました。



園内には、クマツヅラの仲間(クマツヅラ属)が4種類自生します。
このクマツヅラ、アレチハナガサ、ヤナギハナガサ、シュッコンバーベナです。
どれも荒れ地に生える植物で、クマツヅラ以外は帰化植物です。

園芸店で「バーベナ」として売られているのは、この仲間です。
「クマツヅラ属」をラテン語表記にすると「Verbena」なんですね。

この4種類の花を、見比べて違いを探してみるのもいいですね。