浮島ヶ原自然公園 公園レポート

静岡県富士市にある自然公園です。
このブログでは、浮島ヶ原自然公園の日々の様子についてお知らせしていきます。

サワトラノオが満開を迎えています

2012-05-12 21:06:01 | 浮島ヶ原自然公園の植物
浮島ヶ原自然公園のシンボル、サワトラノオ。
いよいよ満開を迎えています。



主に咲いているのが、管理棟南側のエリアと南入口から西へ伸びる木道エリア、そして中央エリアです。木道から見える範囲のヨシを刈ってあるので、じっくり観察できると思います。



本来は、このようにヨシの間で咲いている花です。
よく見ると、ヨシの間で無数に咲いている姿がわかると思います。



花1つ1つも美しいです。
木道脇にも咲いていますので、じっくり見てくださいね。

今週末から来週末にかけてがピークだと思います。
環境省レッドリストで絶滅危惧IB類の植物です。
ぜひじっくり見ていただいて、湿原環境の保護や保全について考えてみてください。

クラフトは随時行っています

2012-05-07 20:52:17 | 自然遊び
公園管理棟では、ネイチャークラフトを行っています。
先日の自然観察会の後も、残った子たちが母の日に送るドングリのクラフトを作っていきました。



講習会のような形で企画することもありますが、普段は「やりたい!」ならば随時受け付けています。なので、やりたい場合は、公園ガイドまで申し出てくださいね。
公園ガイドによって、対応できるクラフトが違います。
その日に何ができるのかは、行ってみてのお楽しみ。
管理棟に材料や道具を用意していますが、時々公園ガイドがさらに持ち込んで普段はやっていないクラフトを実施することもあります。
何ができるかは、公園ガイドに聞いてみてください。

自然観察会&ヘイケボタル放虫式を行いました

2012-05-06 20:39:28 | 自然観察会
公園で自然観察会&ヘイケボタル放虫式を行いました。
富士自然観察の会と市内のこどもエコクラブ合同で行ったので、総勢150名ほどの参加がありました。

以前から来園者の皆さんに「ホタルはいないんですか?」という質問を受けていました。
水辺というとホタル、というイメージがあるようですね。



そこで、公園の環境でも生息できるヘイケボタルの幼虫を放虫してみることにしました。市内のヘイケボタルを育てたものを、富士ほたる愛好会の協力で放虫しました。



1人1人へ渡すカップへ、スポイトで幼虫を移していきます。



参加した子どもたちに、管理棟西側の水路へ放虫してもらいました。
雨が降った夜に上陸して土まゆを作って蛹になります。
ザリガニ釣りで賑わってきましたが、この水路ではあまり奥に踏み込まないでくださいね。

約1ヶ月後に淡い光を放つヘイケボタルが飛ぶ…といいのですが。

その後に、園内で子どもチームと大人チームに分かれて観察会を行いました。
子どもチームは、植物観察やヨシ笛作りなどの自然遊びで楽しみました。