公園内で大繁殖しているアメリカザリガニ。
あまりに密度が高く、ザリガニ釣りに来るどの家族連れも20匹ほど釣ってしまうほどです。
生態系に多大な影響を与えることが最近わかってきたので、本来動植物の採取は禁止の公園ですが、アメリカザリガニだけ駆除として釣ってもらっています。
(なので、釣ったら必ず持ち帰ってくださいね)
しかし、ただ処分するだけではもったいないので、食べてみました。
60歳以上の来園者の方々が口をそろえて「昔は食べたものだ」とおっしゃることなので。
午前中いっぱいかけて釣りました。40匹ほどでしょうか。
本当は4日ほどきれいな水で飼って泥抜きをするようですが、その場で食べられるか試すため、きれいな水道水を時々換えながら釣り、濁らなくなるまで洗ってよしとしました。
臭みを取るために、20分ほど料理酒に漬けて、塩を入れたお湯の中へ。
寄生虫がいる可能性があるので、10分ほどじっくり茹でました。
茹で上がりはこちら。
いい赤色です。フランス料理の具材になるというのも頷けますね。
この塩茹で状態と、むき身にして背わたを取ったものをラーメンの具とカレーの具にして食べてみました。
思ったよりもおいしく食べられました。
若干泥臭さが感じられることもありましたが、これは泥抜きをすれば解決しそうです。
食べて駆除、もできそうです。
ただ、むき身にすると小さい芝エビサイズになってしまいます。
食材とするには、かなりの量を捕らないといけないようです。