浮島ヶ原自然公園 公園レポート

静岡県富士市にある自然公園です。
このブログでは、浮島ヶ原自然公園の日々の様子についてお知らせしていきます。

ベニシジミが多く見られるようになりました

2012-04-15 21:32:00 | 浮島ヶ原自然公園の昆虫
園内でベニシジミが多く見られるようになりました。



公園中心部の雑草の丘や、駐車場周辺で見られます。
身近なチョウですが、じっくり見ると美しいチョウだと思います。
じっくり観察をしてみてください。

似ている花を見比べてみてください

2012-04-14 23:54:33 | 浮島ヶ原自然公園の植物
今、園内にはキンポウゲ科の花が3種類咲いています。



まずは最初に咲きだしたヒキノカサ。
普通は花弁が5枚ですが、この花は6枚あります。ちょっとイレギュラーです。



今年から、田んぼの雑草であるタガラシを移植してみました。
艶のある花弁が似ていますね。



今週末になって、ケキツネノボタンが咲きだしました。
駐車場周辺で咲いています。

3種類の花を見比べると、似ているところ、逆にまったく違うところがよく分かります。
ぜひ見比べてみてくださいね。

平成24年度 富士自然観察の会総会が開かれました

2012-04-14 23:43:36 | 自然観察会
公園ガイドを行っている富士自然観察の会の総会が、管理棟で開かれました。



50名ほどの参加があり、管理棟いっぱいの人でした。



山田会長からの挨拶。



パワーポイントを使って事業報告を行いました。



総会終了後は、中山名誉会長による講演を行いました。
富士市の西側に位置する岩本山の植物について話していただきました。



その後は、雨も小降りになってきたので園内で自然観察会を行いました。
見頃になったノウルシや、ヒキノカサ、オニナルコスゲなどを観察しました。

管理棟前の水辺のヨシを除去しました

2012-04-01 17:59:50 | 公園の維持管理
管理棟前にある水辺のヨシを除去し、水生生物がもっとたくさん住める環境を作ろうと考えています。
そこで、富士見高校生物部のメンバーに協力してもらい、ヨシの根茎を除去する作業を行いました。



最初は泥で汚れることに抵抗があったようですが、そのうちに手足を泥だらけにして片付けをしてくれました。
このメンバーは、3月から毎週末来てくれて、刈ったヨシや倒木の片付けを手伝ってくれています。
若い力の協力で、公園の整備を進めることができ、とても感謝ですね。



胴長をはいて踏み込むと、ガスがぶくぶく吹き出てきます。
生き物が住む環境としては、あまりよくありません。そのため、水生生物が貧弱なのが今の状況です。
なので、この高校生たちと水の生き物が住める環境を作ろうと挑戦してみることにしました。
まずはヨシの除去と、周辺から集めた水辺の植物や水草の移植から始めてみたいと思います。