浮島ヶ原自然公園 公園レポート

静岡県富士市にある自然公園です。
このブログでは、浮島ヶ原自然公園の日々の様子についてお知らせしていきます。

ヘイケボタルが羽化しました。

2012-06-09 09:01:04 | 浮島ヶ原自然公園の昆虫
5/6に公園で実施した、こどもエコクラブ観察会で放虫したヘイケボタルが、無事羽化して淡い光を発していました。



草むらの中でひっそりと光っていました。
ゲンジボタルと比べると淡い光ですね。



こうして草にとまりながら発光しています。

管理棟西側の水路周辺で見られます。
ただし、夜間は公園駐車場は施錠しています。
もし見に来る場合は、付近に迷惑がかからないようにご注意ください。
また、現在の状況だとヘイケボタルがいる周辺は、草むらの状態です。水辺ですし足下の状態もよくありません。また、周囲にはオカトラノオやホタルブクロがありますので、踏み荒らさないようにお願いします。
無理に踏み込まないで、節度をもって観察してくださるようお願いします。
(少し見やすくなるように、北側から入れるよう整備をする予定です)

キキョウソウとヒナキキョウソウが咲いています

2012-06-04 08:50:52 | 浮島ヶ原自然公園の植物
オカトラノオの脇に、キキョウソウとヒナキキョウソウが咲き始めました。



こちらは、キキョウソウ。
キキョウの仲間で似ていますが、広がる感じですね。



こちらがヒナキキョウソウ。
花弁が若干細長いです。

両者の大きな違いは、花の数。
キキョウソウは、複数の花を咲かせますが、ヒナキキョウソウは頭頂の1つだけ。
残りの花は開かずに、閉鎖花となって自家受粉します。

どちらも北アメリカ原産の帰化植物ですが、かわいい花ではあります。
ヒナキキョウソウは、今まで園内ではほとんど見られていませんでしたが、そこそこの数が咲いています。
オカトラノオと一緒に観察してみてください。

オカトラノオが咲き始めました

2012-06-04 08:11:34 | 浮島ヶ原自然公園の植物
すっかり実になってしまったサワトラノオに代わって、オカトラノオが花を咲かせ始めています。



公園北側にある丘の南斜面で咲いています。
こちらは花穂が垂れるので、「虎の尾」という語源がよくわかりますね。
これからたくさん咲き始めるので、ぜひ見に来てください。