日本プロサッカー選手会は日本代表戦で選手側に支払われる勝利給の改善などを求めている。
J1の強豪クラブでは勝利給が60万~80万円、欧州の主要リーグでは100万円になる。一方、日本代表は10月のアルゼンチン戦の勝利給が20万円、韓国戦は10万円だったという。選手会は「勝利給は100万円を求めたい。ワールドカップのボーナス分配率も他国と比べてあまりに低い」と主張している。
選手が求めているのは主に3点だ。①日本代表戦の勝利給アップ、
②W杯16強でFIFAから支給されるボーナス(約8億3000万円)の配分を、現在予定されている(FIFAからは未入金)
選手25%程度を50%に引き上げること、③日本代表で使用される肖像権の収入分配。
3点は、93年のJリーグ設立、98年仏W杯初出場、2002年W杯開催と、急激な拡大路線で発展してきた サッカー協会が、本格的な法制定になかなか取りかかれなかった部分であり、早急にルール作りに着手することが必要なのだろう。
初めてW杯ボーナスを手にする今回は、双方が納得できるラインでのルール作りに臨む絶好機になるだろう。 4年ごとに繰り返させることなのだから。
年金制度、Jクラブとの補償問題、選手の環境整備は双方にとって長年の課題のようだ。
協会の小倉会長は代表選手の待遇について「結構丁寧にやってきていると思う」と述べ、 チャーター機移動や専属シェフの帯同といった環境の充実に多額の経費を割いている点を強調している。 勝利給を現在の10~20万円から100万円に増額要求されていることには 「国際サッカー連盟(FIFA)ランク30~40位の国として(現行額が)本当に不当なのか」と疑問を呈している。
万吉の記憶では、クラブワールドカップでガンバ大阪が3位になった時は、たしか3億超の賞金 の半分を選手に分配したんじゃなかったっけ?
一クラブでも通常の年俸や勝利給も払ったうえで、1億数千万を気前良く選手に
分配してるってのに、WCで2勝して決勝Tにも進出したチームに2億数千万で
自慢する協会って… いかがなものかと思うが、ワールドカップイヤーだけ日本代表の試合に参加する選手にはなってほしくないナーー。
日本代表はサッカーを愛するすべての日本人の憧れだ、お金でももめている事は選手にも協会にもマイナスなのでは。
高知大学の件もそうだが気持ちよくサッカーをさせてあげたいものだ。