田村大元神社は、戦国時代の1504年に田村義顕が居城を三春に移した際に、守山(現在の郡山市田村町)の田村神社から分霊したと伝えられる神社。御祭神は国常立命(くにのとこたちのみこと)
△社号標と一の鳥居。お城山の南の麓に位置する。
△緩やかそうに見えて、意外と急な参道の石段。
△参道を上り詰めると随身門(表門)に着く。
△随身門は、1863年に建立。2体の金剛力士像が睨みをきかせて神域を守り、神仏混合の名残が見られる。門に施されている彫刻がすばらしい!
△金剛力士像の反対側には、随身像が収められている。
△拝殿・本殿
本殿は、一間社流造、銅板葺。複雑な木組みや彫刻が見られ、その精巧さに圧倒される。
拝殿も本殿と同時期に建てられたもの。「太元明王」「郷社田村大元神社」2つの扁額。
△境内社・八幡神社
△境内社・熊野神社
△神楽殿
△神楽殿の脇を抜けると、三春城の三の丸へ続く散策路。
△三春城は、別名「舞鶴城」。今は城山公園になっていて、「お城山」と呼ばれている。
城下町三春には多くの神社仏閣があり、春には「滝桜」が咲き誇る。旧田村郡出身の私にとって、三春は憧れの懐かしい街。