どこの国のアルバイト人材を雇うべきなのか？ その3 ＜日本滞在の外国人の特徴から考える＞ ネパール人編

おはようございます。ユナイテッドマインドジャパンの宮沢光平です。
はい。今回は、ネパールです。



外国人留学生の中で、ベトナム人の増加率が高く、ここ数年で急激に増えたことは、お伝えいたしました。
そして、今、直近において、一番伸びているのがネパール人の方々です。

もともと、ネパールの方が日本でカレー屋を開いているというのは、珍しくない光景でした。
しかし、留学生が一気に増えたのは、ここ最近の話です。
日本滞在のネパール人が約5万人で、留学生は、そのうち約2万人です。前年は、1.2万人でした。
急激に増えております。

これは、震災直後に韓国の学生、中国の学生が日本に来ることを控えた時に、日本語学校側が
呼び込もうと注目したのが、ネパールだったからというのが一つの要因です。
合わせて、ネパール側の日本送り出し機関も乱立しているような状況になってきております。
今後、どのように学生が増えていくかが注目の国です。


さて、アルバイト活用におけるネパール人の特徴を挙げていきます。

・英語が使える。
・インドに近いため、優秀なIT技術者が増えている
・女性が特にテキパキ働く。主張と物腰の柔らかさのバランスが良い
・清潔感が無い方が多い。不動産屋の話では、カレーはよく食べるけど、
　換気ということを知らないので、においが染みつく等という話もあります。
・肌の色が日本人とは違う方が多いので、従業員が慣れるまでに時間がかかる
・男性は背が高く、髭をはやしている方も比較的多い
・よく勉強する方とそうでない方で極端に分かれている傾向にある
・新大久保に行くと、ネパール人を多く見かける
・男性は、日本人の前では寡黙な方が多く、逆に相手の気持ちが読みづらい



かなり、偏った意見になってしまったかもしれません。私自身もまだまだ、接した人数が
少ないですが、アルバイトで定着して、大変良いという話は、あまり耳にしていない
状況です。これから人数が増えてきたときに、その答えが見えるのかもしれません。

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外国人材採用支援のプロ集団
株式会社ユナイテッドマインドジャパン　代表取締役 宮沢光平
お問い合わせ：03-6914-1011　　mail:info@unitedmind.jp
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人材不足を解消するための外国人活用術
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日本語学校にて外国人留学生向けアルバイト面接会

おはようございます。ユナイテッドマインドジャパンの宮沢です。
弊社は、外国人と日本企業の共存に向け日々取り組んでおります。
その一環として、昨日、新大久保の日本語学校にて、留学生のためのアルバイト面接会を開催しました。

外国人留学生は、勉学と学費を払うためのアルバイトを両立させながら、生活していく必要があります。
2時間かけて工場に通う人もいれば、目の前のお金に釣られて犯罪に手を染めてしまう学生もいます。
特に、ネパールやベトナムの留学生は、急激に人数が増えてきています。そのため、
どのように日本で生活していくべきかの知恵が蓄積されていない傾向があります。
留学生が意義ある生活を送るためにどのようなアルバイトをするべきか、そんなことを踏まえた上で、
弊社の求人を紹介しております。今後もさらに拡大をして実施していきます。


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どこの国のアルバイト人材を雇うべきなのか？ その2 ＜日本滞在の外国人の特徴から考える＞ ベトナム人編

おはようございます。株式会社ユナイテッドマインドジャパンの宮沢です。
今日は、ベトナム編です。



近年、ネクストチャイナとして注目され、一気に来日する外国人（観光客以外）が増えたベトナムです。
来日人数15万人のうち、ほぼ90％が外国人技能実習生と留学生です。外国人技能実習生はアルバイトをすることは
出来ません。アルバイトが出来るのは、約4万人の留学生です。
この留学生も4年程前は、日本滞在者数は、数千人でした。倍々に伸びてきて、今や、韓国の日本滞在留学生を抜いて、
2位にまでなりました。

なぜ、一気に人数が増えたのでしょうか？
これには、一つの流れがあります。


1日本企業のベトナム進出の影響で、日本語を勉強する人が増えた
2日本語を勉強することがキャリアアップにつながるという考え方が広まった
3それに合わせて、日本への留学を斡旋する教育機関が増えた
4中国ではなく、別の国の人材を入れたいと考えていた日本にある日本語学校のニーズにマッチし、
日本語学校が受け入れを拡大した
5日本語学校の受け入れハードルが低くなってきたため、より一層、留学斡旋機関が増えた。

このような形で増えていきました。それに伴い、ベトナムでは、悪い斡旋機関も増え、数年前より、
来日する全体的なベトナム人の質の低下が問題となっています。
人数バランスと質の低下を考慮したうえで、入国管理局も入国の制限をかける等、様々な施策をうつ可能性が
考えられます。


さて、アルバイトとして活用する場合のベトナム人の特徴です。



・背丈と雰囲気が日本人と似ているため、パートのおばちゃんに可愛がられやすい
・北に位置するハノイから来た人が大半である。ハノイの人は、南のホーチミンの人に比べると、
　お金が少なく、出稼ぎで来日している人が多い。そのため、働くことに貪欲である。
・来日しているベトナム人の先輩が増えてきているため、給料の良い、アルバイトがあれば、そちらに転職をしやすい
・英語が使えない人が多い
・漢字圏ではないため、日本語を覚えるのが、中国人より遅い
・日本への留学文化が歴史的に浅いため、日本の大学に行っているベトナム人は少ない。大半が、
　来日3年以内である。逆に日本の大学に入っているベトナム人は考え方含めて、優秀な人が多い
・お金があまりないため、年末年始もアルバイトにたくさん出勤してもらえる
・基本的に真面目で、作業をだらけてやるという感じはあまりしない。やる人はやる。やらない人は、
　ごまかしたり、出勤しなかったりとはっきりしている
・物腰がやわらかく、接客業では、お客様からの印象が良い
・主張も強くないため、日本人従業員と溶け込みやすい。判断力が鈍いというところも日本人と似ている
・来日するベトナム人が増えてきているため、教育水準があがり、来日時点の日本語のレベルも少しずつ上がってきている


いかがでしたでしょうか？　「中国の人は、主張が強いんだよなあ」という方も　ベトナムの物腰のやわらかさを受け入れる傾向があります。
しかし、外国人全般に言える、時間を守らない等という姿を見ると、そのギャップに悲しくなってしまうことも。

日本語教育機関を何十社も回りましたが、その時の学生は顔が非常に
生き生きしています。しかし、日本に来るとやさぐれてしまう学生も多いことが事実です。

彼らがもっているもともとの魂をしっかりと活用出来れば、もっといいのになと、そんなことを思う次第です。




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どこの国のアルバイト人材を雇うべきなのか？ その2 ＜日本滞在の外国人の特徴から考える＞ 中国人編

おはようございます。ユナイテッドマインドジャパンの宮沢です。
昨日は、日本滞在外国人の人数の割合からアルバイト人材をどのように雇うべきなのかを考えました。

前回のおさらいです。
・外国人アルバイトとして雇える人材には、ビザの制限があること
・今、増えてきているベトナム人、ネパール人はほとんどが留学生で、数を合わせても
　約6万人しかいないこと
・留学生以外にアルバイトをする権利を持つ外国人は、約150万人おり、韓国、中国、フィリピン、ブラジル等の
　人材が多いということ


今回は、特徴です。外国人をアルバイト活用するという位置づけで考えた
場合の特徴をお話ししていきたいと思います。

国別の特徴というのは、一概に断言することは難しいところがあります。
今回は、私がお客様であるアルバイト紹介先や、パートナー不動産会社、携帯電話販売会社から
聞いたお話と、日本国内の外国人約3000人とお会いした中から、
私見を述べさせていただきたいと思っております。
今回は中国編です。


中国




　-漢字圏であるため、話すことが苦手だとしても、文書を読むことで、
　 日本語を理解することが出来る傾向にあります。
　-中国現地での日本への留学生、労働者の送り出しの歴史が長いため、
　 日本語教育環境も整っています。そのため、来日したばかりの
　 留学生でも、話が上手な場合があります。
　-日本人と結婚している配偶者の方や中国人同士で住んでいる方も多く存在します。
　 長年日本に住んでいる方が多いため、日本語を話すのが上手です。しかし、少し早口である傾向があります。
　 学校に通っていない方が多いため、日本語、特にひらがなを書くことが苦手です。（留学生は例外です）
　-与えられた業務を素早くこなすところに特徴があります。経理を任されていて
　 優秀な方をよく見かけます。
　-お金が高いアルバイトを転々とするイメージがあります。また、プライドを持っている
　 ため、学校に通いながら、製造業等の単純作業をする留学生は減ってきているようです。
　-お金持ちの留学生が増えていて、日本に来る理由も一時のアルバイト出稼ぎ留学生は減少傾向にあり、
　 アニメや、日本企業の底力を学びに来ている方が増えてきているようです。
　-逆に優秀な学生ほど、日本よりアメリカに目が向いているところがあります。
　-ハーバード大学にもお金を使って、学生が多く入っているという話も聞きます。




　-少し、主張が強いところがあるため、パートの日本人主婦間のコミュニケーションで浮いてしまうことがあります。
　-歴史が長い分、固定概念で、採用した経験もないのに、中国のアルバイト採用を遠ざける企業が多く存在します。
　 しかし、東南アジアの留学生との語学レベルを比較した場合に、中国人の採用を始めるまたは、再開するところが
　 多く存在します。
　

いかがでしたでしょうか？　次回の特に東南アジアのお話を比較することで、さらに理解が深まるかと思います。
ありがとうございました。


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どこの国のアルバイト人材を雇うべきなのか？ その1 ＜外国人人数の割合から考える＞

こんにちは宮沢です。弊社で、外国人のアルバイト紹介のご提案に伺うと、お客様よりこんな質問をされることがあります。
「どこの国の方を雇うべきなのでしょうかね？　中国人に対してあまりいい噂を聞かないんで、中国人はちょっと。。。」
私が申し上げるのは、どこの国にも、良い人、悪い人、普通の人がいるということです。日本人でも同じです。
ただし、国別に特徴があります。その特徴を抑えた上で、どのような外国人材をアルバイト採用していくのかは重要な点だと考えます。
今回は、そもそもどこの国の方が日本には、多いのかに注目します。


まず、前提として、アルバイトが出来るビザを保持している外国人は、簡単に申し上げると「留学生」「日本に長く住んでいる方」「ワーキングホリデー」で来ている方です。
正社員として雇用されている外国人や、外国人技能実習生、観光客として来日している方はアルバイトをすることは
出来ません。

このような条件の中で、今回は、アルバイトが出来るビザを保有している外国人の人数から、どこの国の方を採用するべきなのかを考えていただきたいと思います。


留学生の日本国内の滞在者人数については、以下の通りとなります。




2015年3月現在
＜引用：独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)　平成27年度外国人留学生在籍状況調査結果＞


日本国内全体の留学生数は約21万人。そのうち、中国人が約9.5万人、続いてベトナム人が約4万人。韓国、ネパールが約1.5万人と続きます。
ベトナムがこの数年で一気に上昇して、2位にまでになりました。中国は、震災時に一時減りましたが、微増といった状況です。

続いて、その他、アルバイトが出来るビザを保有している外国人の人数を見ます。




2015年12月末現在
＜引用：法務省　在留外国人統計（旧登録外国人統計）統計表果＞


留学生以外にアルバイトが出来る権利を持った外国人は、約150万人います。
国別に見ると、韓国、中国、フィリピン、ブラジルと続きます。
両方のデータを比較すると、注目するべきは、留学生以外なのではないかとも考えられます。


留学生は来日したばかりの方も多く、日本語の会話レベルが低い傾向にあります。
ただし、読み書きに関しては、留学生の方が優位な場合があります。
また、留学生は、1週間28時間の就労制限があります。


最近、池袋、新大久保あたりの飲食店、コンビニでは、ベトナム人、ネパール人が非常に
増えています。

しかし、都心ではないところでの雇用または、比較的会話レベルを求める
仕事では、留学生よりもそれ以外の方の方が雇用がしやすい可能性があります。

多数の会社様で、中国人、韓国人より、ベトナム人他、東南アジアの方が良い
等というお話を聞きます。しかし、定期的にアルバイトを採用していく場合に、
どの国の方が採用しやすいのかはしっかりと抑えていく必要があります。



　
次回は、実際に採用する場合の国別の就労に関する特徴をお話しできればと
思います。




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