ウェネトさまの館

ようこそいらっしゃいました。
ビスうさ・ウェネトと申します。
どうぞごゆるりとおくつろぎ下さいまし。

「今昔絵図展」(アールグロリュー)

2019年06月22日 06時12分16秒 | 展覧会・美術関連

一昨日は、Artglorieux(アールグロリュー)「今昔絵図展 若手アーティストたちが描く いまとむかしの物語」初日を観たのでございます。
https://artglorieux.jp/exhibitions/2019/post-40.html
(写真撮影は許可を得ておりまする)


 

約30名の作家のグループ展。
「今と昔」「現代と過去」など時の流れをテーマに、殆どの作家が2点ずつ出品で、2つのひょろ長い空間に約60点の作品が展示されておるのじゃ。


 

大好きな作家が多数参加で、お気に入り作品も色々あったのじゃが、その中から10名だけ作家名50音順で。
例によって、撮影失敗して載せられぬ作品もあるからのぅ(涙)

2点のうち、より好みだった1点を載せるので(2点載せるのもあり)、ご興味ある方はぜひ会場で2点の今昔を観比べてくださいまし。

★木村遥名《deep sleep》銅版画 12.8×38㎝
2点とも小さな4つの銅版画の組み合わせ。メゾチントお気に入り。


 

★佐藤文音《Blue planet Ⅰ》アルキド樹脂絵の具 20×15㎝
先日観たギャラリーHANAのグループ展での猫さんは、ダーマトグラフ+水彩じゃったが、こちらでの2点はアルキド樹脂絵具で楽しい世界が。


 

★塩沢かれん《天上の水辺》油彩、アクリル、板 F6号
物凄く緻密に削って描いており、色彩もどちらも美しくてお気に入り。


 

★高津ゆい《いのち・はじまり》《熟すいのち》アクリルガッシュ F6号
2羽の雛と、雛が立派に育ったお姿、どちらも同じくらい好きで選べなかったので、2点載せまする。


 

★玉川麻衣《A little old days 2》ペン画(墨、彩色)F3号
この作家の狼、魅力的なのじゃ。神々しい昔の狼。


 

★丁子紅子《時。》雲肌麻紙、岩絵の具 F20号
20号の大作1点のみの出品。ふたりの女性が描かれておる作品を観るのは初めてじゃが、在廊なさっていた作家ご本人が、今回初めて1つの画面にふたり描いたと仰っておりました。


 

★中島綾美《海底の天使に纏わる伝承》岩絵具、染料 27×19㎝
同じ対象を「伝承」(昔)と「スケッチ」(今)という違いにしてあるのが興味深く、特にこちらの「伝承」お気に入り。


 

★中西麻莉子《紅点し指》《リップスティック》紙本彩色 F6号
どちらも美しくて1点選べず・・・ていうかこれは2点並べたい。


 

★西川果歩《千夜狐物語-はじまり-》S4号 《千夜狐物語-千代に八千代に-》F4号 日本画
初めて知った作家で、作品とても好みだったゆえ、2点とも載せまする。
在廊なさっていた作家ご本人が、この作品の物語を丁寧に説明してくださり、嬉しゅうござりました。


 

★三谷拓也《あや紡ぐうつし世の朝凪》高知麻紙、曲具帖紙、墨、岩絵具、箔 F6号
この写真ではようわかりませぬが、美しいのじゃ。


 

10名しか挙げませんでしたが、他にもお気に入り作品あり、様々な今昔絵図を観る事ができて楽しゅうござりました。
お目当てだった作品は既に赤シールだったがの(涙)
会期は6月26日まで。ご興味ある方はぜひ。

一昨日は、他にもたいそう好みな個展と2人展を観ましたゆえ、また後日書きまする。

さてスイーツは、最近すっかりご無沙汰しておったリンツ ショコラ カフェ銀座店へ。


 

ここが8月18日で閉店してしまうとは、寝耳に水すぎじゃ~。
以前はよく行っていて、ガレット・デ・ロワのフェーヴが当たってスタッフの方々に祝って頂いた事もあるし、閉店は寂しすぎまする~。よよ

と、泣いている場合ではないぞよ。6月限定のパフェを食べるのじゃ。

ケーキやチョコの売場を通り過ぎ(このチョコ全部食べたい)、


 

奥がカフェでございます。


 

チェリーのショコラパフェをお願いいたしまする~!


 

チェリーのアイスもチョコのアイスも、上にのったチェリーのマカロンもチョコも美味じゃ。
チェリーは今月末まで、7月はレモン、8月はトロピカルだそうな。
レモン・・・わたくしといたしましては、レモンよりマンゴーだと嬉し・・・(こらこら)