一昨日は、ギャラリーHANA「monochrome + α」を観たのでございます。
https://www.g-hana.jp/2019/05/monochrome2019/
(写真撮影は許可を得ておりまする)
6名の作家のグループ展で、モノクロ作品と、モノクロ作品に+αを施した作品が、60点以上展示。
+αは、彩色だったり立体だったりボックスアートだったりと、面白いのじゃ。
各作家の作品を3点くらいずつ、作家名50音順で載せまする。
このギャラリーは、窓から外光がたっぷり入って明るく素敵なのじゃが、一昨日は強い日差しで額が反射して、写真失敗して載せられぬ作品も多いのが残念じゃがの。
★ヱリス
繊細で綺麗な銅版画と、その銅版画を用いた半立体のボックスオブジェが一緒に展示してあるものは、銅版画の変身ぶりも楽しゅうござります。
《旅がらす》銅版画 + ミクストメディア
鳥をはじめ、様々なモチーフにもワクワク。
《四角窓の少女》上)銅版画 + ミクストメディア。下)銅版画
観比べるのが楽しいのじゃ。
《貝の夢、花の夢》左)銅版画 + ミクストメディア。右)銅版画
小さな作品。どちらもお気に入り。
★こまつたかし
写真は殆ど失敗してしもうたが、大きな作品から極小作品まで緻密な鉛筆画が。
《night meal》鉛筆
この写真ではわかりづらいのじゃが、ちょっと怖いけど温かみもある不思議世界。
《無題》鉛筆 + フクオカミカ(ぬいぐるみ)
小さな鉛筆画と、鉛筆画から抜け出したような蛙のぬいぐるみ、可愛いぞよ。
ちっちゃな瓶に入った極小鉛筆画、どうやって描いておるのかいつも不思議なのじゃ。
★田島恵美
田島作品を観るのはたぶん今回初めてじゃが、独特な世界とエネルギーに引きずり込まれたのでございます。
《あの日溢れたもの》ダーマトグラフ、アクリル絵具
写真は映り込みが酷うござりますが、田島作品の中で一番お気に入り。
《夢をみるまえにちょっとだけ秘密を》ダーマトグラフ、アクリル絵具、水彩
こちらも映り込みが酷いのじゃが、凄うござりました。
《地に足がつかなくて》ダーマトグラフ、アクリル絵具、水彩
★釣谷幸輝
写真は殆ど失敗してしもうたが、思わずフフッと笑いが出る作品も多うござりました。
《ヒトのような動物》木口木版
《紙の城》木口木版
《月を拾うⅣ》木口木版
★佐藤文音
この作家のリトグラフは元々大好きなのじゃ。
ダーマトグラフ+水彩の作品は、ネットや印刷物では観ておれど、実際に観るのは今回初めて。
リトグラフとは作風が異なるのがまた楽しいのぅ。
《神成 Ⅱ》リトグラフ
《Homunculus Ⅱ》ダーマトグラフ、水彩
冠羽のある鳥がオカメインコめいてお気に入りじゃったが、既に赤シール・・・
《おやすみ》ダーマトグラフ、水彩
ミニ額作品の中でのお気に入り。
そして♪
《恥ずかしがりやの猫 Ⅰ》ダーマトグラフ、水彩
この小桜インコの優しげな雰囲気が、オカメ先輩(今年1月に24歳で亡くなったオカメインコ)に通ずるものがあり、お迎えする事にしましたのじゃ♪
インコも猫も可愛く、心和みまする。
★長野順子
この作家の版画作品はかなり以前から観ておりますが、版画をボックスオブジェにした作品は初めて観たぞよ。
《緑化計画》エッチング、アクアチント + 植物
もう6年ほど前に観て好きだった銅版画が、黒インクだったのが明るい色で刷られ、銅版画からあふれ出したような植物と一緒になって、新たな魅力。
《贈り物》エッチング、アクアチント + 植物
《秋光》エッチング + 石膏粘土、ビーズ
6名それぞれの作品、観応えあって楽しゅうござりました。
会期は6月23日まで。
さて久々の下北沢、ギャラリーへ行く前に、以前から気になっておったカフェティントへ、開店時間と同時に初潜入したのでございます。
可愛いお店で、お客さんの女子率100%じゃった。
ここはマカロンパフェと動物パフェの種類が多いのじゃ。
キャラメルマカロンパフェと紅茶マカロンパフェと、リスのモンブランパフェとウサギのパフェで迷い・・・
ストロベリーマカロンパフェをお願いいたしまする~(迷ったものと全然違うんかいw)
注文してからパフェが登場するまで1時間ちょっとかかったのには驚きましたが、見た目も可愛くて美味しゅうござりました。
そして、お供のEのお仕事を終えて帰宅すると、たいそう綺麗な満月が。
一昨日は令和最初のストロベリームーンだったのじゃ。
これは23時頃の月。
そしてその横には、月に大接近した木星も輝いておったぞよ。
両方一緒に撮ると、はっきり写らないのが残念よのぅ。
ベランダで暫し眺めておったのじゃが、不思議とオカメ先輩の気配を強く感じたのでありました。
一緒に月を眺めに来てくれたのかのぅ。うるうる