新総理が相田みつをさんの書を
引用した話をしたらしく
今、例の「どじょう」の引用が入っている
「おかげさん」という書籍が売れているらしい。
相田みつを美術館も、いつもより混み混みだそうで・・・
日本人って一過性というか、なんというか・・・
自分は、うーーんと前から相田さんファン。
子供生んでから、何か どよーーんとした事があったり
悩んだり、愚痴愚痴したり、凹んだりと
そう、子供育てるって、自分の中では
修業のようなものなので、いつも
バイブルのような感じで何度も何度も読んでいた。
我が家には、今売れている「おかげさん」も
あるけれど、他の相田本も数冊ある。
その中でも自分が毎回読んでしまうのが
「育てたように子は育つ」この本。
今、特に子育てしている人は、絶対
うんうんと頷いてしまうかもしれない。。
でも、感じ方というのは人それぞれ。
以前、これいいよって感じで知りあいに
本を見せたら、「汚い字」
「何言っているかわからない」という
答えが出てきて、がくーーーっとしたと同時に
そうだよね、100人いたら100人が
「良い!」と感じる訳でもなく・・・
捉え方は、人それぞれ・・・と変に納得させたりと。
でも、最近思うのは、この「当たり前じゃん」という
言葉の数々が心に来る。心に迫る。
実は、「何言ってるかわからん」と否定的な
見方の人って、図星って部分が多くて
読みたくないのかも・・とも思うのだ。
この「育てたように子は育つ」の中でも
「待つ」という書は、本当に好きで
同時に ああ、出来てない、まるで自分を
見透かされているようだと思わせる。。
自分は、いつも子供の成長を「待つ」事は
出来ているのだろうか。型にはめて時間せき立て
なんとか自分の都合の良い方向へと毎日
急かしているような気がするのだ。
それにしても、相田さんもこんな形で
また自分の書が出てくるとは、なんとも
複雑かもしれないなあとも思う。
だってね、こんな世の中で ああいう政治家の
方達がいくら相田さんの書を引用しても・・
それこそ「何言っているかわからん~~」と
思ってしまったのだ。。