設計事務所の裏窓

夫は建築士。設計事務所をやってます。
裏から眺めた感想、日々の独り言。
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ディズニーマジック

2004年10月29日 15時03分28秒 | 独り言
昨日 子供達の学校が創立記念日の休みだったので
家族でディズニーシーへと。
以前 ディズニーランドの方へは独身時代と子供が産まれてから
数回は行っているが シーの方は 実は初めての経験。

なんでもシーのテーマは「冒険とイマジネーションの海」ランドのテーマは
「夢と魔法の王国」だそうで・・・・確かにランドと比べるとシーの方が
アトラクションにしても 冒険ものが多く 建物も ほんわかムードというより
基地的な要素がふんだんにあった。

平日なので10分待ちが平均で 昼頃には 殆ど目ぼしいアトラクションを
制覇してしまった我が家族。どうも どこでもゆったりとした感触に
浸れないのは なんとも貧乏性なる家族の気質である。

それにしても ランドでもシーでも毎回「ディズニーマジック」には感嘆だ。

盆地のように土地をすり鉢状にして 現実の生活感あふれる外観を一切見せない設計だと
何かの本で読んだ事があったが 一歩ディズニーリゾートという敷地に入れば
確かに そこから今まで自分たちが暮らしてきた世界とは別世界になれた気持ちがする。
どこを見渡しても 普段 自分たちが何気なく見ている電信柱やマンションと
いった日常の建物は一切なく あたかも 本当に どこからか物語の中の
アリスやシンデレラが飛び出してきても 全くおかしくないディズニーの街。

この「ディズニーマジック」は 雰囲気作りだけでなく 普段の日常感覚も
見事に取っ払ってくれるようで・・・・
シーやランド内には 数えきれないほどの食べ物屋や お土産屋も並んでいるが
絶対 日常であったら「こんなに高いポップコーン!?」とケチ根性で
躊躇してしまう単なるポップコーンでさえ「いいか いいか」で買ってしまうのだ。
そして 帰宅してハッと「ディズニーマジック」から目を覚ますと
「やっぱり こんな物が こんな値段なんて!高い!!」と昨日の
「ディズニーマジック」で散財した買い物のレシートに夢が興ざめするのだ・・・・

それでも人間 時には わざと「マジック」に酔う事も たまには必要。
そして「マジックだ 現実じゃない」とわかっていながら敢えて その
魔法にかからないと「ディズニーリゾート」で過ごす醍醐味もないようで・・・

電信柱やマンションが建並ぶ現実の世界で やれレタスが高いだの 大根が高い
など言いながら スーパーで買い物していると やっぱりまた
「ディズニーマジック」にかかってみたいものだと ため息が出てくる。
その前に 魔法にかかるために まずは行く資金も調達しなければならず・・・

魔法の世界に飛び込むまでには 何段という現実の壁を突破しなければ
ならないようだ・・・・
「現実があるから 魔法も楽しめる」
今日は そう言って昨日の「ディズニーマジック」の余韻に浸るとしよう・・・・


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