ざ・っかん

育児、マイホームについて、趣味等々、思いつくままに書いてみようと思います。

想い出は親のために

2008-03-15 22:47:11 | Weblog
卒園式終わりました。
こんな連続更新率など 次はいつくるかわかりません!
忘れないうちにと ね。

今日の卒園式は,大変厳粛なもので,
子ども達は昨日から とても緊張していたようです。
わきあいあいとか ほのぼの とかは無縁です(苦笑)
でも,とても良かったですよ。
みんなの「がんばり」が伝わってきました。

入場はまっすぐあるいて直角に曲がって・・ロボット歩き。
みんな やってました。ホントに。
それから 祝辞の後,卒業証書授与。
本格的です。相当。
その後,歌をうたって,スライドをみながら 一人一人のセリフ。
普通なら「遠足たのしかったです」「これからもがんばります」
くらいの長さなのではないかと思うのですが
今年の年長は 人数が少なく一クラスのため
例年より セリフが長く多い。
ものすごい長~~~いセリフが ランダムに何度もまわってくる。
よく覚えたよ,というくらい。
一番最初のセリフは 中盤に座っている子うらんでした。
一通りセリフのキャッチボールが終わると
年中さんのセリフ。
こちらは 少し短めのをみんなで声を合わせて。
その後年中さんの歌が終わったあと
第二ラウンドの 年長のセリフになる予定だったのに



な・・なんと



年中の歌の伴奏の直前 フライングでセリフを言ってしまった子が・・









はい 子うらんです。
















伴奏と自分の声が一瞬かぶったので 間違いに気づきすぐ座った子うらん
それまでも その後も 間違ったり かんだりする子がいなかっただけに
年中さんの歌の間,
今 子うらんはどんな気持ちなんだろう。。と考えると
胸が詰まる思いがしました。
一瞬,担任の先生に悪いなーとも。(気合いがはいっていたんで・・・)
でも,一生懸命で一生懸命で
それが うんと伝わってきた フライングだったので
よけいに なんだか胸がつまる思いでした。

卒園式が終わって,子うらんに「上手だったよ」と声をかけると
すごく嬉しそうに笑って それから
「でも・・」と。
やっぱり 気にしているんだな・・
いっぱい頑張ったのが伝わったから 大丈夫だよ と言ったけど
伝わった?

号泣するかもと思った卒園式でしたが
ハラハラドキドキで ウルウル・・くらいでした
教室に帰って,担任の先生(たぶん・・異動するんじゃないでしょうか?)
の話しには ウルウルの二乗でしたけど・・・。



自分の卒業のように わーんっ!と泣いて・・というのではなく
昨日から 今にかけて
しみじみ 思いを巡らしています。
子うらんの事だけでなく
助けて頂いた園の先生や お友達 ママさん
今こうやって とても穏やかな気持ちでこの日を迎えられたのも
たくさんの人の 支えと愛のおかげだと思うと
家事をしている手をふっととめて
小さい息を漏らして また家事をはじめて
そんな感じの 一日になりました

子どもは走りながら成長していって
自分を振りかえる時って そんなにないかもしれない
「昔」を思い出すのは もっと歳をとってから
でも 自分が親になったら 今度は自分の子どもの事でいっぱいで
やっぱり自分を振りかえるのってあまりない気がする
心の奥の方で 無意識に それに囚われたり・・支えられたり
時々顔を出すことはあっても。
アルバムをめくるみたいに 想い出にふけるって ないかもしれない
だから 子どもの想い出は 親のものだと思う。
子どもの人生は子どものもの。
でも想い出は親のもの。
こうやって 何かあるたびに
一つ一つ ページを戻って いかに愛おしい存在だったかを知る
いかに 足らない親であるかも



そう
例の服。大丈夫,同じ人いませんでしたよ(笑)




さて,長い春休みがはじまります。
そして 審査。
なんと息子も オッケイがでました。
受けるにはあまりに 出来ないのですが
「帯がかわる事で 本人の気持ちもかわるかもしれないから」
という 師範代の教育的配慮です(大汗)


最後に番外編。

年少は最後退場の時に 入ってきて
一人一人に花束を渡す役でした
トップバッターが 妹うらん。
目の前に私がいるのに にこりともせず
(よくわからないが,幼稚園ではわりと真面目)
キチンと歩いて,年長さんに
「おめでとう」といって花を渡していました。
それがね・・
頑張って言おう!の気合い200%とで
ものすごいでかい声(顔もびっくりするような顔)で
笑えました。
頑張るときに 頑張る事ができるって
笑えるほど かわいいです。