ざ・っかん

育児、マイホームについて、趣味等々、思いつくままに書いてみようと思います。

いろいろと

2010-12-18 10:27:51 | Weblog
すっかり年の瀬になっていまいました。
今年は一年が早い、早い。
歳をとったということなのでしょうか。

毎年この時期は掃除をボチボチ始めていたり、
少なくとも始めなきゃと焦っているはずなのに、
まったくもってその気配を自分の中に感じられません。
かも~ん、その気配。

ここ数ヶ月の一大イベントとしては、
11月末に、初めて、もしかすると最初で最後の
空手の小さい試合に出ました。
9月くらいから出場するか、悩み、
決断するまでに一ヶ月かかりました。
男子とちがって、女子に「壮年部」がないため
年齢的に選手として現役ではないし、
でる人は、高校生とか20代~30代前半中心です。
それでも、今はクルム伊達さんみたいに
スーパー40代もいるわけで(まだ39歳かな)
そういう方もいらっしゃるとは思いますが。

先生から「一度は試合に出るように」と言われていたことや
ファースト試合によい 小さい大会であること
今年は比較的稽古にでていること(比較的というかほぼ皆勤ですけど)
そんな外的要素から8割くらいは出るだろうと自分で思いつつ
後2割の決心がつかなかったんです。
子供は「なんででないの~?」と聞いてきたりして。
子供に自分の可能性を試しなさい、チャレンジしないさい、と言って
自分でしないのって、説得力ないなぁ~と思っていました。
出ないことには
その場の緊張感や、それまでのプレッシャーも分からない。
分かった上で子供達にアドバイスをしてやりたい。
というか、分かってないのに言うな、って自分でも思っていたりして。

それでも決心つかなかったんですよねぇ。
すごく怖い。
いろんな事が。

ある日、買い物へ行って、安売りのアディ○スのシューズが。
試合に出るなら走り込みしないといけない(←これがもっともイヤかも)
と思ってはいたので、何下にはいてみる。

あ~ら不思議、ぴったり。
シンデレラなら王子に抱きしめられる瞬間。

で、購入。試合に出なくても、あって困るものじゃないだろうと。

帰りの車の中で、旦那が衝動買いした80年代~90年代CD(五枚組)をかける。
まっきーの「どんなときも」が流れる。(懐かしいでしょ。。汗)
元々別に好きな曲ではなかったけど
サビの部分を聞いていたら、急に泣けてきて。
(ちなみに、買ってからずいぶんたつので、何度も聞いているのだけど)
涙がとまらなくなって、それで次に思ったのが
「試合にでよう」


その日に先生に報告して、心半分すっきり、半分は鉛のように重くなった。
どれだけ頑張れば、納得できる試合ができるのだろうか。
どれだけ走ればいいのだろうか。

その後、今まで全然走ってない私が いきなり走ったので足を痛めてしまい、
歩くのもやっとなほどになったり(試合の2,3日前まで痛かった)
緊張しすぎて 一ヶ月も前から吐きそうになったり
痛めた足に負担をかけない稽古を重ねたり、
子供がお風呂で半泣きするくらい、体中内出血で 真紫になったり。。
毎日、心ここにあらずで、何をするのもシャンとできなかった。
それでもその中で、いろんな経験をしたと思う。
決めた時は、「もしかして怪我をするかもしれない」と思って怖かったけど
稽古を続けていたら、怪我をするほどにはならないだろうと
小さな自信がついてきたり、もしかしたら勝てるかもしれないと思えてきたり
色々ありました。

結果は。

長くなったので ここでは書きませんが、
予想通りの結果だったと思います。
おばはんが、なりふりかまわず戦う姿が 少々痛々しかったのか
「泣きそうになりました」と二人くらいに言われましたが(苦笑)


思うに、
試合の前は試合中はかなり勝ちにこだわって、それが裏目にもでましたが、
元々の理由は




「伝えたい」




母親が、この年でがんばって試合にでる意気込みを 子供達に伝えたい。
いつか子供達が 中年と言われる年齢になって
いろんな事にしんどくなった時
ああ、おかさんこの年でも頑張っていたんだ、と思い出して欲しい。
それを伝えるために、頑張っていたんだと 気づいて欲しい。

試合に出ることを悩んでいたことも相談せず
事後報告をした旦那に
一見無駄とも思える事をしている私をみて
何かを感じて欲しい

もし家族以外にも、誰かに何かが伝わったら 
すごく嬉しい。

そう思っていたけど。


誰か何か伝わったか、わからりませんが、
ともかく、ホッとしました。終わって。
人に伝えるなんて 偉そうな事考えていた事さえ今は恥ずかしい。
伝える、のじゃなくて 伝わる、のだろうなぁ。
意図的に伝えるほど、私は人間できてないし、人間小さいすぎる。
無心にがんばった事だけが 誰かに伝わるのかもしれない。
そうだとしたら まだまだだなぁ。



てな感じです。
もう年末ですよ、くどいですけど。
帰省もせねばなりませんな。
極寒の寝室で毎年震えながら カイロを二つはって
厚着して無理矢理寝ています。
今年は寒くなるらしい、対策を考えなきゃ。



それではよいお年を・・・



って 
もう数回更新予定です(予定)



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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いいと思う! (とも犬)
2010-12-20 22:10:04
久しぶりの更新だけどいいこと書くね~!
わたしも最近息子のライバルになるためにそろばんを始めようかと思案していたところ。
息子は一人っ子でライバルがいないのでどうしてもなにかに夢中になるということがない。
ほっといてもいつか何かに夢中になるのかもしれんけど・・・。
わたしもそろばんの魅力に最近魅せられていて息子のそろばん教室で大人も教えてもらえるのかどうか先生に尋ねてみようかな・・・と。
親子でなにかを共有するというのもいいよねっ!
ウクレレでそうなるといいと思ってたけど今のところそんな興味も示さないし・・・。
それならこっちが歩み寄ってみようかと・・・。
どうなるかまだわからんけどね~。
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Unknown (karatepapa)
2010-12-25 18:13:00
伝わりましたよ。
充分過ぎるくらい。。。
読んでいて、マジで涙が出て来ました。

お子さんにも、ご主人にも、
しっかりと伝わっていると思いますよ。

私も、若かりし頃、剣道の試合には何回も出ましたが・・・
緊張はあっても不安はありませんでした。
不安はあったのかもしれませんけど、
この歳での心境とは、比べものになりません。また、剣道の場合は、空手ほど怪我はしませんからね。

空手には、練習でも試合でも、怪我はつきものですし・・・
試合となれば、相手も相当ガチで来ますからね。
それに、大人の怪我の場合は、かなり尾を引いたりもしますし・・・
本当に不安だったことでしょう。

痛みに耐えて、よく頑張った!! 感動した!!

本当に、心底、そう思えます。

武道ですから、勝敗ではないですよね。
そこに臨む気持ち・精神の鍛錬も、相当なものであったと思います。

自分との戦い・・・
自分の歳に対する不安との戦い・・・
に、うらんさんは、見事に打ち勝ったのだと思います。

本当におつかれさま。
いまは、ゆっくりと休んで下さいね。

私も、ブログ更新しよっと。
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Unknown (うらん)
2010-12-27 14:05:06
>とも犬さま
ひさしぶりですんません(笑)
心ここにあらずのときは 更新する気持ちにもなれないもので。
話題はたくさんあるんだけど、それを書き留めずに過ごすのも
なんだかもったいないな、と思うこのごろ。
自分でもそのときに思った気持ちって
薄れてしまうから
熱いうちに、正直に書き留めておきたいな、と
それを来年の抱負にさせていただきます(笑)

>karatepapaさま
熱いコメントありがとうございます。
知り合いに空手の試合の話をしたら
「でたらいいじゃんっ!」っていうのと
「どうしてそこまでしなきゃいけない?」
と二通りの反応でした。
(といっても2,3人しか言ってませんが)
気軽にでられない気持ち、
でも、ここを超えたいという気持ち、
その両方をkaratepapaさんに
分かってもらえて
本当に、嬉しいです。

残念ながら、自分に勝ったと言えるほど
追い込んだ稽古が出来たか、疑問です。
それでも、出たことは大きな経験でした。

試合では 相当のアザが出来たものの、ほぼ無傷でしたが
その後の稽古で負傷(日記参照^^;)しました。
正直、今後に不安も感じますが、
でも空手はやめません。
そういう前向きさを空手を通じて得ている気がしています。
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