映画の感想など・・・基本的にネタばれです。
しづのをだまき
【松江】菅田庵(かんでんあん)
歩くのに好い季節になった。菅田庵は地図を見ると、わりと近くにある。島根大学の西門を午後3時過ぎに出発し、極楽寺と国際交流会館を目印に、地図を見ないで進むことにした。直線なら5分の距離だが、松江の道は行き止まりが多く、記憶ちがいもあり、迷いながら着いたら30分かかった。
門前の立札を読むと、要するにここは茶室だが、もと家老有沢氏の別邸で、私有地なので、見学には予約がいるらしい。中に入る気はないので、建物の外側だけ見ようとするが、これが結構遠い!強い秋の日差しをさえぎる木立のおかげで山中のような暗く涼しい道が延々と続く。ツクツクホウシとミンミン?ゼミの声がする。山道が終ると、四角い石を並べた道がまたまた続く。いい加減、気の弱い人ならこのあたりで引き返したくなるだろう。そこをコケの一念でたどりついた先に、小さい木造の建物が見えた。カヤブキ屋根は殿様用のむし風呂だろうか。木戸に張り紙が。「修理中閉鎖」そうでしょうとも。
松江の茶室にはほかに明々庵、普門院、月照寺がある。どれも松江城の近くにあり、どちらかというと開放的だが、ここはいやに守りが堅い。門の佇まいにも「近づくな、入るな」と言っているような威圧感がある。門からのアプローチの長さと言い、市中から離れている事と言い、秘密の会合の場としては格好ではなかったか、と戻りの道々かんがえた。新撰組と勤皇の志士がチャンバラしていた時代を連想したのだが、それは京や江戸のこと、松江は幕末でもそんなことは無くノンビリしていたのかも知れない。
きょうは車を使わずに全行程歩いたので、一日の終りには13000歩余、距離で9,78kmになった。先日来の運動不足を解消したが、夕方、椅子にかけていたら、不覚にもウトウトしてしまった。
→「菅田庵再訪」12-11-3
門前の立札を読むと、要するにここは茶室だが、もと家老有沢氏の別邸で、私有地なので、見学には予約がいるらしい。中に入る気はないので、建物の外側だけ見ようとするが、これが結構遠い!強い秋の日差しをさえぎる木立のおかげで山中のような暗く涼しい道が延々と続く。ツクツクホウシとミンミン?ゼミの声がする。山道が終ると、四角い石を並べた道がまたまた続く。いい加減、気の弱い人ならこのあたりで引き返したくなるだろう。そこをコケの一念でたどりついた先に、小さい木造の建物が見えた。カヤブキ屋根は殿様用のむし風呂だろうか。木戸に張り紙が。「修理中閉鎖」そうでしょうとも。
松江の茶室にはほかに明々庵、普門院、月照寺がある。どれも松江城の近くにあり、どちらかというと開放的だが、ここはいやに守りが堅い。門の佇まいにも「近づくな、入るな」と言っているような威圧感がある。門からのアプローチの長さと言い、市中から離れている事と言い、秘密の会合の場としては格好ではなかったか、と戻りの道々かんがえた。新撰組と勤皇の志士がチャンバラしていた時代を連想したのだが、それは京や江戸のこと、松江は幕末でもそんなことは無くノンビリしていたのかも知れない。
きょうは車を使わずに全行程歩いたので、一日の終りには13000歩余、距離で9,78kmになった。先日来の運動不足を解消したが、夕方、椅子にかけていたら、不覚にもウトウトしてしまった。
→「菅田庵再訪」12-11-3
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
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車で行ける所まで行って、「いい加減、気の弱い人ならこのあたりで引き返したくなるだろう」道をカミサンは走って見に行きました。みのる君は車で留守番。やがて、やっぱり見られなかったと落胆して戻って来ました。
10㌔近くも歩くなんて、大したものですね。
松江は小泉八雲と宍道湖しか思い浮かびませんがしっとりとした城下町と想像しております。
日本のあちこちを歩き回ったはずなのになぜ松江には行かなかったのだろうと今頃になって残念に思っています。
ハイ、松江は地形上から僻遠の地だと思いますよ。私も配偶者がここの出身でなければ一度も来てないでしょう。ですから是非お出でなさいとまでは言えませんが・・・、まあ、いまどき珍しい、自民党の支持者のほうが多いというのが個性といえば個性ですね~