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【映画】エーゲ海の誘惑

2008 ウクライナ 90分 原題 SAPPHO 監督 ロバート・クロムビー 出演 アヴァロン・バリエ トッド・ソリー リュドミラ・シリャエヴァ ボグダン・スツプカ DVDで鑑賞原題にあるように、古代の詩人サフォーの伝説をもとにしたアメリカ人夫妻とスラブ美女の三角関係を描く。水中や空撮などによるかなり大胆な性愛シーンもある。ソ連映画に同性愛がでてきたことがあるか知らないが、社会主義の崩壊によってこ . . . 本文を読む
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【本】かもめ食堂

2006年 幻灯社 著者 群ようこフィンランドの首都ヘルシンキで、食堂を開いている日本人女性とそのまわりに現われる人々を描いている。群ようこの著書はこれが始めて。映画を見てから読んだ。映画では省略してある各人の過去が分った。挿絵のある人物が「もたいまさこ」そっくりだ。本と映画とどちらが先だったのか。登場する日本女性が、38歳、40歳、50歳とわりに年を食っていることと、男出入りが無い点で、気分良く . . . 本文を読む
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八雲立つ風土記の丘

初夏を思わせる暖かさに勇気を得て、風土記の丘に行くことにした。 松江駅の南東5km弱にあり、バスで20分位、片道300円。08年の9月に訪れた時は、雷雨に襲われた上に義母も一緒だったので、車で通り過ぎただけだった。 入館料200円を払って展示学習館に入る。この付近は、奈良時代には出雲の中心で、堂々たる寺院や役所があったらしい。役人の制服も展示されていたが、中国風の豪華なものだった。紙や漢字も伝わ . . . 本文を読む
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【本】宮本百合子 作家の自伝

1997年 日本図書センター 作家の自伝シリーズ46 著者 宮本百合子(1899-1951) 彼女の作品で今まで読んだのは手紙や評伝をのぞけば「伸子」「二つの庭」などわずかに限られている。その他の部分を読んで、びっくりしたり、感動したり、ふふと微笑んだりした。 1 行方不明の処女作(1935)私の青春時代(1949) 2 一つの出来事(1919) 3 我に叛く(1921) 4 広場(1940) . . . 本文を読む
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【映画】炎の戦線エル・アラメイン

2002年 伊 117分 監督 エンツィオ・モンテレオーネ 出演 パオロ・ブリググリア エミリオ・ソルフリッツィ DVDで鑑賞 エル・アラメインは、先の大戦中の1942年10月、英軍20万、独伊軍10万4000がエジプトの砂漠で対決し、独伊は壊滅的打撃を受け大戦の行方が決った戦いである。 枢軸(独伊)側は死者9千、負傷者1万5千、捕虜3万5千。 イタリアアカデミー賞3部門、米アカデミー賞外国 . . . 本文を読む
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【映画】藍色夏恋

2002年 台湾=フランス 84分 監督&脚本 イー・ツーイェン 出演 チェン・ボーリン グイ・ルンメイ 原題「藍色大門」Blue Gates Crossing DVDで鑑賞 多分、このひと女性監督だろう。そして、ゲイだ。ヒロイン(グイ・ルンメイ)がとても魅力的なので初め見たときそう思った。プールの映画「水の中のつぼみ」はフランスの学校での映画だった。そういえばこの映画も仏との共同制作だ!!しか . . . 本文を読む
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【映画】バレンタインデー

2010年 117分 米 原題 Valentine's Day 監督 ゲイリー・マーシャル 出演 ジュリア・ロバーツ ジョージ・ロペス シャーリー・マクレイン アン・ハサウェイ 松江SATY東宝にて 初めは日本とアメリカでバレンタインデーの過ごし方が違うことにばかり目が行った。日本では女性が男性に告白するということになっているが、アメリカでは双方向だ。多分、儒教の風土で日本男子はそういう女々しい . . . 本文を読む
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【映画】嗚呼、満蒙開拓団

2008年 120分 日本 演出&ナレーター 羽田澄子 製作 工藤充 スティックビルにて2月14日鑑賞客席は主催者も驚くほど、ぎっしりと詰まっていた。見渡せば、70代から80代の観衆が殆んどだ。山形県や長野県ほどではないが、島根県からも、3000人あまりが渡ったらしい。親戚にも、いま80代で病身の女性が渡満している。映画は、個々の帰国者へのインタビュー形式で、作られている。私くらいの世代だと、まわ . . . 本文を読む
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【映画】おとうと

2009年 松竹 126分 監督 山田洋次 原作 幸田文 出演 吉永小百合 笑福亭鶴瓶 蒼井優 加瀬亮 小林稔持 加藤治子 鑑賞2月8日 松江SATY東宝にて 堅実な姉と破滅型の弟、エリートやインテリに対する庶民、東京に対する地方という山田監督特有の対比はここでも行われている。ただ、大阪人というと図々しく下品であるように表現されるのはどうだろうか。これは固定観念では。また、男性が伸び伸びとしたい . . . 本文を読む
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【映画】バンデイジ

2009年 119分 東宝 監督・製作・音楽 小林武史 原作・脚本 菅知香 製作・脚本 岩井俊二 出演 赤西仁 北乃きい 高良健吾 柴本幸 杏 財津和夫 2月11日松江SATY東宝にて バンデイジBANDAGEとは「バンドの時代」と「包帯」という意味を兼ねているそうだ。 全く期待しないで見たが、多分そのせいもあって、そこそこ面白かった。予告編では、「私、マネージャーやる!」などと10代の女子が言 . . . 本文を読む
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【映画】ラブリーボーン

2009年 米英NZランド 監督 ピーター・ジャクソン 出演 シアーシャ・ローナン マーク・ウォールバーグ レイチェル・ワイズ スーザン・サランドン 鑑賞2月4日@松江SATY東宝 原題 The Lovely Bones 妙な後味である。今まで「乙女の祈り」しか見たことがないPJ監督の作品。S.ローナンは「つぐない」で、厭な女の子だなあと思った。これでは純粋な(言い換えれば能無しの)少女である。 . . . 本文を読む
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浮世絵遊覧 歌川広重展

島根県立美術館 1月27日ー2月14日 水難事故のため霞んでしまったが、ちゃんと記事にしておこう。 はじめに、この画家を安藤広重と憶えていたので、名前が気になった。年譜によると、かれは江戸の下級武士・安藤家に生まれ、13歳で両親に死別、家督を継ぐが、絵心が勝り、15歳で歌川豊廣に入門し、27歳で家督を弟に譲り、絵師になったことがわかった。封建時代になかなか愉快な生き方である。 思い出すのは漱 . . . 本文を読む
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【映画】ゴールデンスランバー

2009 日本 . . . 本文を読む
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【本】壺井榮 「秋蒔きの種」

「二十四の瞳」「坂道」「母のない子と子のない母と」などの作家が、こういう作品も書いていた。 「秋蒔きの種」「宿根草」「妻の座」「渋谷道玄坂」などの「閑子(かんこ)もの」と言われる4作品だ。(1998年文泉堂出版 壺井榮全集3) 背景にあるのは妻と死別した徳永直が終戦直後の1946年、壺井榮の妹と再婚したが、2か月後に破綻したという実話だ。徳永直は「太陽のない街」「はたらく一家」などで非常に読み . . . 本文を読む
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