1月2日(月)島根県立美術館で新庄二郎の浮世絵コレクションを見た。浮世絵自体は、これまで何回も展示されておりそう目新しくはない。「新庄の父は伊勢宮町(新大橋の南)の遊郭の経営者だった」とある。彼が浮世絵蒐集家になったのには遺伝と環境の力があったのかも。「遊郭」という語が堂々と展示されるのを初めて見たような気がする。→「ときの声」21-7-28 . . . 本文を読む
3大学とは島根大学、鳥取大学、島根県立大短期大学部。 . . . 本文を読む
島根県立美術館で7.27-8.1 . . . 本文を読む
2010年8月22日 島根県立美術館にて . . . 本文を読む
8月15日 島根県立美術館で講演 . . . 本文を読む
島根県立美術館にて7月30日見る。開催期間は7月30日~9月14日 . . . 本文を読む
島根県立美術館にて3月5日ー4月12日
ビアトリクス・ポター(1866-1943)
「ピーターラビット」の作家。少し前に来た「ミス・ポター」という映画ではバラ色の頬の、初々しいお嬢さんとして登場したが、展示会ではまた少し違った面が見えた。
資産家の娘ではあるが、少女時代にはネズミをペットにし※、蛙とか蛇とかムカデとかを観察するのが好きな、むしろ科学者のような面を持った女性である。これは彼女の絵 . . . 本文を読む
島根県立美術館 1月27日ー2月14日
水難事故のため霞んでしまったが、ちゃんと記事にしておこう。
はじめに、この画家を安藤広重と憶えていたので、名前が気になった。年譜によると、かれは江戸の下級武士・安藤家に生まれ、13歳で両親に死別、家督を継ぐが、絵心が勝り、15歳で歌川豊廣に入門し、27歳で家督を弟に譲り、絵師になったことがわかった。封建時代になかなか愉快な生き方である。
思い出すのは漱 . . . 本文を読む
12月27日ー1月11日 一畑百貨店にて
石井美千子は1953年福井市に生まれ、誕生と同時に母を亡くし、6-14歳を施設で過ごす。展示の中で母親の存在感が大きい。豊かな胸をはだけて乳を与える母、膝枕で子供を寝かせる母、ゆったりと包容力のある大地に根ざした母親は、彼女の希求するものであり、現実のものとも思えない。
彼女の出身は福井だが、南九州の私の子供時代と共通の風景がそこには繰り広げられている。 . . . 本文を読む
島根県立美術館にて12月9日(水)ー25日(金)
1954年から続いている展覧会だが、この美術館では11年間に8回の開催。
陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、人形などの作品が260点並ぶ。伝統工芸という、ちょっと渋目のタイトルから想像するのとはまるで違う、絢爛豪華な作品を見ることが出来た。特に染織で着物の柄は多彩でモダンだし、国際色ある人形群にひきつけられた。陶器類は大きくて立派で、このことは現代 . . . 本文を読む
12月10日ー13日 タウンプラザしまねにて開催中。
朝のTVで知って、県立図書館の帰り道に寄って見た。
荊尾(かたらお)俊氏はスポーツ写真を撮って県内は勿論、新潟や熊本など全国を飛び回っている。珍しい名前だと思ったら石見の出身だとか。
横田高校ホッケー部が優勝し、3人が駆け寄る瞬間や、松江城堀川で練習してチャンピオンになったカヌー選手の水しぶきの顔など、素敵な作品が揃っている。ハードルを飛 . . . 本文を読む
出光美術館所蔵品より
県立島根美術館で10月1日~11月9日
台風が近づいているらしく、雲行きが怪しく、宍道湖は灰色に波立っている日に松江大橋の北詰めで車を降り、15分くらい歩いて、美術館へ。
安土桃山といえば牡丹や孔雀などの、絢爛豪華なイメージで、割ととっつきやすいが、会場でわたしの目を惹いたのは・・・・・・「韃靼人狩猟図屏風」(狩野光信)と「平家物語一の谷・屋島・壇の浦合戦図屏風」「阿国歌 . . . 本文を読む
中国への憧れ、動物への親しみ 孤高の日本画家
橋本関雪(1883-1945)展 島根県立美術館で8月5日から9月14日まで
蒸し暑い中を会場にたどり着いたが、なぜか敷居が高く感じられる。気合をいれるためまず館内カフェで珈琲を飲んだ。ちょうど今日は珈琲が無料になる日なのだ。(詳細は文末)。
いざ中に入ると、すぐにこの画家に親しみを感じた。彼の絵は、言いたいことがハッキリ表現してある。だから、さほ . . . 本文を読む