骨量を増やすための薬を処方されて一週間。
どうも調子が悪い。頭がボーっとして、
肩が重く、いつも微熱があるように感じる。
ネット検索したら、これはエストロゲン剤つまり、女性ホルモンを補う薬だった。
ドラマで、男に性転換しようとしている女性が男性ホルモンのせいで、急に怒りっぽく、暴力的になると云うシーンがあった。
それが女性ホルモンだからといって、和やかになるわけではない。
今まで、更年期から . . . 本文を読む
5月16日から始まった「ホーランエンヤ」も昨日で終った。
松江城山稲荷神社のこの祭は、大阪天満の天神祭、安芸宮島の管弦祭と並び、日本3大船神事の1つだが、360年間続いたのと、10数年に1回しか行われないという点で、特別な重みがある。
16日の渡御祭(とぎょさい)は、朝10時、うちから1km足らずの大橋川べりまで、息せき切って歩いて行った。
長く故郷を離れていた夫は、祭を見るのは9歳のとき以 . . . 本文を読む
「男子高生のための文章図鑑」筑摩書房1993年刊を読んだ。
「女子高生のための文章図鑑」と同じ棚に見つけたのだ。
中で目についたのが、村上春樹「グッドハウスキーピング」。
かれは若い頃、半年だけ、主夫業をしていたことがあるそうだ。
作った料理を並べる時、うまく出来なかったのや型崩れしたのを、
自分で取っていた。「魚なら、頭を相手の皿に乗せ、自分はしっぽの方をとる。これはべつに主夫として自分を卑下 . . . 本文を読む
朝酌川沿いの道をいつものように歩いて帰って来た。
北堀川が合流するので土手が途切れたあたり、地面に50センチ位の太縄が落ちていると思ったら、突然それが動いて、身体をくねらせて、草むらに飛び込んだ。
全長1メートル位か、これほど大きい蛇に会ったのは、これまでで初めてだ。時刻は午後1時半、めったに人の通らぬ所で、のんびりと日向ぼっこをしていたのだろう、休憩中に脅かしてしまって、失敬失敬。
銀色の肌 . . . 本文を読む
すこし前の夕方、街をぶらついていたら、ある家の前で、お母さんらしい人が、
「あ、カンドさんだ!カンドさん、こんにちわって言いなさい」
すると、2~3歳の赤いワンピースを着た、眼のクリクリした女の子
が、一寸恥ずかしそうに「カンドさん、こんにちわ」。
あたりには誰もいないから、どうやら私のことらしい。さてどうしようか、人違いだと説明するか、無視して歩み去るか、カンドさんになりきって答えるか。
. . . 本文を読む
「さあ、そろそろ本格的に再開しようかな」と言うと
即座に「よしなさい」という反応があった。
何の話か、というと、わたしのブログのことである。
何故かというと、エネルギーを使いすぎるからだそうだ。
「そんなに一生懸命にならなくても」と相方はいう。
そうなることは自分でもわかっている。そうならないための方法を
いつもさがしているのだ。
昨年の文芸春秋を読んでいたら、茂木健一郎氏が
「ブログとは自 . . . 本文を読む
きのう図書館から借りた筑摩書房の「女子高生のための文章図鑑」には
夏目漱石の「明暗」の抜粋があった。「明暗」は読んだことがないし、
この機会だからと、全集のその巻を引っ張り出してみた。
亡き伯父に貰い受けた漱石全集の第10巻「明暗」は、今回初めて開いたのだ。
と、はさんであった4枚の新聞記事が目に付いた。
昭和10年12月2日から5日の東京朝日新聞で、小宮豊隆の「漱石の恋愛」という連載記事が慌 . . . 本文を読む