ジェイクとエルウッドの大人模型部

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ティエレン地上型 1/144 HG その2 (完成)

2008年01月06日 01時11分22秒 | 部活動
エルウッド(L):さて、いよいよ、っつうかやっとこ鉄人製作も佳境に来ました。

今回はジェイクが帰省中なんで、独白でまじめに進行させていただきます。

今回の『HG 1/144 ティエレン地上型』ですが、個人的にかっこ良く見せるために、当初から考えていたポイントを整理しますと、

『角をはっきりさせる』

何せ角を強調させておくと、このようなデザインのモデルならけっこう締まるんちゃうかと。

特に色塗るわ、汚すわと、せっかく金出して買ったんだしいろいろやりたいという御仁にはおすすめ。地味ですが、妥協しないでやっとくと仕上がりに差がはっきり出る。効果てきめんなポイントっすな。

『鋳造表現』

鉄人だからこそ、個人的にはやりたいんですよね鋳造表現。
ロボットなら何でもかんでもやるのはどうかって話だけど。
『絶対やれよな』ってワケじゃ無いけど。最後にウェザリングとか考えてたから、やっとくとちょっとカッコ良くなるやろと。

『水彩画表現』

文字では表現しにくいんですが、「電撃HOBBY 10月号」の∀ガンダムの作例に出ていたんですよ。
ベタ塗りではなく、下地がかすかに見えるような感じで色を載せるんですよ。
筆は使わず、化粧道具に使う「スポンジ」でやることで、非常に面白い効果が出ると。
もう、説明邪魔臭いんで(笑)、探して見といてください。
私も立ち読みして見ただけなんで、イメージ曖昧なんですよね。
それでも挑戦しようとするところが悪い癖ですな(笑)。

で、ぶっちゃけ、今回は失敗しましたが、何となく極意は掴みかけました。

   

「スポンジ」はなるたけ大きめのモノ(ファンデーション用)のほうが良いようです。
成型色の上から、成型色より色を薄めにしたもの(明灰白色あたりが良いすな)を、スポンジにつけて、叩くようにして乗せていくと。
それを3段階くらいにしていくと、なかなか深みもあって面白い仕上がりになる、はずなんですが(笑)。

最終的には右端ような絵になりました。ほぼ単色やん(笑)。

因みに、ティエレンは組んだ後でもかなり細かくバラせます。
パチ組みした方でも、後から塗りに挑戦できるのがなかなか良いすな。

で、下地は完成したわけです。

ふとした思いつきで、エッチングカッターでモノアイスリットを入れてみました。

モノアイに光ファイバーを使ったんですが、スリットの隙間から入る光でも少しは赤く光るんですな。

   

で、いよいよウェザリングってわけです。 

関節部はメタルカラーのアイアンとダークアイアンで塗り分けしてるんですが、ここには青焼けの表現をしてみました。

タミヤから出ているウェザリングセットを使うと簡単に出来るんで、オススメしときますよ。

ついでに、セットに入っているオイル汚れを使って、縁取りをしました。

あとはリアルタッチペンのイエローを主に使って細かく汚くしています。

   

まぁ、ジェイクからも言われてましたがウェザリングって終わりがないっちゅうか、どこまでも汚してまうっちゅうか(笑)。

かなり汚くなったんで、最後にサンドイエローで全体の色味をまとめたつもりです。

鋳造表現とかしたんで、やっぱ汚さないと「鉄人」の名がすたるだろ? ってかんじで。

   

食玩の戦車と混ぜてもなかなか様になるじゃぁないか、鉄人(笑)。

まぁ、これで一応の完成ということで。

あとは、撮影などをいろいろ試してみた上で、オクに出品するかどうか考えようと(弱気)。

なんか写真写り悪いんですよねぇ。現物の色味が写真に出なさ過ぎよ、ホント(泣)。

それはそうと、今回のHGティエレンは久々の良作で、楽しめましたよ。

鋳造だなんだと、模型誌の作例ではやってないようなことをやってますが、個人的にはあんまり違和感無いんですよね。

そんだけ度量が広いキットのように思えますんで、是非とも皆様にもお勧めいたしますよ、真面目で。

好きに作っちゃって良いんじゃないでしょうかね? 全部正解って感じですから。

俺はこんなの作っちまったずぇ~っ! 、っちゅう方は是非ともご報告していただきたいですなぁ。

いやぁ、今回は爆竹買わなくて済んだなぁ。てか、そうそう買ってらんないしな。

でも…、ちょっと、爆破させてみたい気もするなぁ、量産機だけに。ウヘヘ…。

って、なんでやねん! 何ですぐ爆竹に走るの俺!?

ちゃんとできたのにぃぃぃぃ!!!

N:大人模型部 部活第二弾報告

製作物 : バンダイ 1/144 HGティエレン 地上型。

特色 : ピンポイントで各所に溶きパテによる鋳造表現。

     モノアイスリット新設。アンテナ部は伸ばしランナーに変更。

     光ファイバーをライフル銃口とモノアイに使用。

本体塗装 : 表面は、フィールドグレイ、カーキ、明灰白色、明灰緑色の混色。

       影になる部分はカーキ、濃緑色、明灰白色の混色。

       仕上げには水性トップコート艶消しを使用。

ウェザリング : タミヤウェザリングセットA&Bを使用。

         リアルタッチペンのイエロー、ブラウン、グリーン使用。

オークション出品 : 完成品の再現写真が満足に出来次第、出品予定。