今抱えている課題と向き合って気づきを得たり新しい自分の可能性を広げるお手伝いをしているが、最終的には他人ではなく自分自身がどれだけ自分を許し受け入れられるかという事になる。
誰かを批判したりするが、結局自分が認めたくない自分をその人の行動や考えに投影する方法をとっているだけ。自分のどんな考えも行動も・・・たとえば失敗も自分で許すことが出来れば苦しむ事より改善していく方を選べるし、そうやって良い結果を出していければどんどん自信がついてくる。
ただ、許す前に・・・まず自分が自分を許していない事に気づかなければそういった投影のシステムに気づくこともなく・・・許していない事すら知らないでいる。
苦しい環境から抜け出さない事を選んでいる人がいる。その人は、時々自由にしている人に対して不快な表情を浮かべる。自由になる・自由を選ぶ自分を許していないのだから、自由にしている他人を許せない。そういう人を見ているのも不快なのだろう。しかしそのカラクリに気づく訳もなく一般的にはその人にとって『イヤな奴』『嫌いな奴』という位置づけになる。
感度をよくして、まず自分が自分のどこを許していないのか認めていないのかを知る事が大事。そのためにもまわりにいる『イヤな奴』『嫌いな奴』を大事にして自分の投影を見ていくのも一つの方法かもしれない。