吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

軽トラの箱の屋根 試作中

2019年11月27日 | 

軽トラの屋根は未だ試作中です。

試作には時間が掛けられないけれども、実用に耐えなければならないという条件があるのです。
ここが難しいところ。
試作なので、作り直しが出来るようにシートはまだ少し大きめになっております。

骨は排水用塩ビ管で、シートは耐UV性が若干高いものの安い物です。試作ですから。

一応この高さで2.1m未満なので、よく使うタワーパーキング(伊那と名古屋)には入ります。
屋根は簡単に開いた方が良いので、シート式か展開式の板屋根を考えています。
この屋根で製作時間は一時間弱。構想実に数ヶ月!
色々あーでもないこーでもないと考えるのが楽しいのですが、以前の薄いベニヤの仮屋根が劣化して中央が下がって水が溜まって雨漏りするようになってしまったので、とにかく何とかする必要があったのです。

尻を叩かれるか火が着くかしないと動かざること山の如し!(ここは恥じるところよ)

塩ビ管を使うというアイデアは実行前日に思いついたのでした。
骨は太い方がシートへの負担は少ないので悪くないアイデアです、安いしジョイント類も豊富だしね。
シートを使う場合、バタバタさせないこと、骨のエッジが立っていないことが重要なのです。

この状態で京都を往復しました。
内部写真のピンクの毛布でくるまれているのはネットオークションで落札したリードオルガンです。
その引き取りに京都へ行ったわけです。
きれいな良いオルガンですよー。それはまたいずれ。

このところ、仕事の移動を旅行として楽しむようにしているのですが、今回は時間の余裕がなくて寄り道はナシでした。
京都はゆっくりしたかったなあ。あと琵琶湖畔とか、近江八幡とか、安土城博物館も。いっぱいあります。
ま、それは今後の楽しみに。
日本には素敵なところがいっぱいあります。

軽トラの荷台の箱プロジェクトはまだまだ続くのであります。



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