吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

梅雨の晴れ間のカブの虫干し

2007年07月24日 | 
今日は本当に気持ち良く晴れましたね。

夕方になってからですが、ちょっと時間を作って、カブで出かけました。
久々に風を通してやらないとね。丸一月近くのご無沙汰です。
以前、一年以上も放置してしまったことがあったのですが、その時もエンジンはすぐかかりました。
全く日本の技術はすごいものです。
バッテリーだって交換後もう5年くらい経っていますが、ちゃんとセルが回ります。

四輪では躊躇するような林の中の小径にも気楽に入り込めます。
後輪のタイヤをオフ用のブロックパターンにしているのがポイントです。
バイクはタイヤの選択だけでも全く性格が変わります。
大きく重くてパワーのあるバイクほど「つぶし」が効かなくなります。例えば、750ccのオンロードバイクでは林道をゆっくり走ることさえ困難(普通はしません)なのです。
小さいバイクには小さいバイクにしか出来ないことがあり、単純に高価で大きいものが優れているというものでもないのです。

高級車でも所詮は二輪、転ぶ時は転びます。この不公平にも平等な脆弱さがバイクというものを特徴付けています。
それが、越え難い欠点でもあり、魅力でもあるのです。

このカブもいろいろ改造しようと思いつつも、タイヤを換えたくらいでまだ手を付けていません。
何かを得れば何かを失います。
まあ、のんびりと考えていくつもりです。今の仕事のキリがついたらちょっといじろうかな。

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