吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

我が拠点のものがたり

2019年11月04日 | ロングデイル大墳墓

ピカッ、ゴロゴロゴロ(雷です念のため)。
ふふふ、諸君らにお見せしよう我が拠点ロングデイル大墳墓とそこに在る同胞を。

ちょっとずつね!

我が名はまだ伏せておくとしよう(この役のね)。
ネーミングセンスが無いので考え中というのがホントのところだ。

中二病全開の新カテゴリーだ。
まるでラノベ世界だ。

ロングデイル=長谷だな。
ネーミングセンスが無いな。バレーじゃないのはひとひねりだ。

ここは死者の眠る墓地だ。
歌わなくなった楽器、走らなくなった車、持ち主を失って読まれなくなった書物……。
かつて愛され、そして捨てられた者たちが集う場所。

この地の主である我はそれらの全てではないが再生させる力を持つのである。
我は再生および錬成能力者なのである。

ここは墓地であり再生の地でもあるのだ。
再生されることを望む死者たちが次々と寄り来るので大変なのである。
大変なのである。

我が再生能力は自身にも他者にも行使出来る。
だがしかし、他者に行使するのには非常なエネルギーを要するのである。
大変なのである。

我が墳墓には書物のように未だ死んでいない者、破損していない者も居るのである。
死蔵というヤツだ。

我もそれら死者たちを愛し、手元にあることを望んでいたのだが、この頃、旅立てる者を見送る心境になったのである。
それは我がかつて魔神に負わされた傷が癒えて来たということでもある。
彼らが瀕死の我をこの世に引き止めてくれたのである。役を果たして旅立てる者は笑顔で見送ってやろう。

愛しき我が同胞に新たな生き場を!
それにまだ新たな死者が寄り来るので場所の問題が……。
大変なのである。

ぼちぼち(墓地墓地)と行く者、居続ける者、紹介してゆこうと思う。

フハハハハハハ!ゲホッゴホッゴホッ。


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