吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

作戦終了!

2009年07月17日 | 自分のこと
昨日、東京のオルガンリフォームがついに完成しました。
まだ今後しばらくは、様子を診て調整したりするわけですが、これにて一応の完成です。

一昨日の水曜午後に現場入り、夜中過ぎまでやってそのままいつものように会堂で梱包用のふとんで寝て翌木曜日の朝7時から作業再開、午後3時にはヤマ場を越え(うまくいってホントに良かったぁぁぁぁ)、終了は午後9時頃。
もう一日、日程を取ってあったので、今日はお休みにしましょう。

実は今回の工程は、成功するかどうか確証がなかったところなので、これがうまくいって心底安心出来たのです。
いずれ具体的に説明しますが、まあ、ここまでやった例は世界的にも稀ではないかと。

今回、現場に入ってから、ずっと思っていたの。
うまくいったら、自分にご褒美で、こってこてのラーメンを食べに行こうってね。
それを夢見つつ、水曜の夜、木曜の朝と昼は、ドイツのライ麦パン、フォルコン・ブロートを一食一枚(50グラム)で、仕事の手を止めずにがんばったのよ。
無事に終わってから、行きましたよ「下頭橋ラーメン」へ。
帰り道と反対方向です。
贅沢にチャーシューメンの中盛り(1,5玉)にしました。
背脂でドロッドロのスープも全部飲み干す覚悟だったので、さすがに大盛り(2玉)はちょっとね。
ああ!おいしかったさ!

今朝、全身が痛くてなかなか起き上がれませんでした。
超労働モードの揺り返しです。
ここ数ヶ月の精神的、肉体的ストレスからの開放です。仕方のないところです。
人間、不安に立ち向かっている間の方が、ある意味、安定しているもので、こういう「気が抜けた」時はまた危険なのです。

まだまだやることは山積みですが、今回のようにやってみなければわからないというものではなくて、時間と手間を掛ければ確実に出来る事柄なので、だいぶ気は楽です。

というわけで、これから横になって超回復モードに入ります。
約3時間くらい、全身が熱くなって、変な汗が出て家族に嫌われてしまいます(涙)。
体の節々が痛いような、痒いような、くすぐったいような変な感じになります。
重肉体労働時は、全身の筋肉もそうなりますが、今回はそれほどでもないでしょう。
これが終わると急速に体が回復します、お顔のシワも減ります。

では、またっ!

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