スタック、それはスティックの過去分詞形。
日本では車が悪路で埋まったりして動けなくなることを指す。
何が言いたいかというと、フォークリフトが敷地内の軟弱地で埋まって動けなくなってしまったのです。
作業場内で物の移動をしようと思って、フォークリフトを起動したのですが、うっかりと埋めてしまいました。
てへ、ぺろ♡
で、何とか救出を試みたのですが、失敗、日を改めての再挑戦となったのです。
そもそも、フォークリフトというヤツは整地、舗装されたところで使うものです。
2トンあまりの物を持ち上げる事が出来るということは、そのケツは2トンあまりあるというわけです。
ケツ重すぎ。
しかもそちらがわの車輪は小さく、埋まりやすいわけです。
前回はスコップでタイヤ周辺を掘ることで脱出を試みたのですが、 敗北。
今回は機械力の助けを借りようと。
敷地内には2台のジープ!
J26で引っ張るもダメ。勢いをつけてガシっとやってもダメ。全然ダメ。
フォークリフト重すぎ。
そこで、フォークリフトの駆動輪に目方をかけてフォークリフト自身の駆動力を上げてみる作戦に。
効果はあったけどもっと重い方が良い。
J53のクソ重いディーゼルエンジンは、ガソリンのJ26より200キロ近く重そうです。
こうやって、バックで脱出を図るのですが、もちろん土木作業も併用です。
わずか5センチのギャップでも運命を分ける大きな抵抗になるのです。
久々のスコップ作業です。慣れれば毎日10時間は出来るはずですが、ダメよ、ダメ。
年もとったし。
だが負けん!
駆動力を使ったスタック脱出方は、失敗すればするほどドツボにはまるのです。
実行前に少しでも良いと思える手段を重ねるべきなのです。
早いこと試したい欲望に耐えつつ、ひたすら掘る、掘るのよ。
そして、ジープのフロントを持ち上げつつフォークをバックさせると
脱出!ついに脱出。
ヤター、ヒューヒュー。
これで仕事をした気になってはいけません。
仕事の準備のための準備、本来しなくても良い作業です。
でもまあ、こういうことも必要なのだろうと思っています。
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