この地では定番ダジャレ。
鹿嶺高原キャンプ場はうちの真上の山の上だ。
もちろん直登なんて出来ないからぐるっと回って行くことになる。
よし、今回はキミだ!
JAWA210。
日本ではヤワと発音されるが本来はヤーヴァーだ。
チェコ語にWは無いらしいのでドイツ語の発音になる。
JAWAはヤナチェック・ヴァンダラーの略で、チェコのヤナチェック社がドイツのヴァンダラー社を買収したものだ。ヴァンダラーというドイツ語はそのまま発音されたのだ。
だからヤーヴァーがオリジナル発音である。
現在はインド資本らしいのでジャワでも良いようだ。
もうどうでも良いか。
さて、このモペッドのヘッド部分のプレートにはJAWA215とあるが、フレームのステッカーには210とある。
トランスミッションは210のものが付いているので、書類上はJAWA215だが事実上JAWA210である。
マフラーはトモスというスロベニア企業オランダ製モペッドのものが付いている。
トモスはメジャーな代理店があるので、部品も手に入り易いのだ。
点火コイルはその筋ではオリジナルより信頼性が高いと言われるハンガリー製のものに換えられている。
前オーナーは工夫して大事にしていたのだろう。
急な上り坂はシンプルな自動2段変速にとって辛い。失速してシフトダウン、少し速度が上がると勝手にシフトアップ、そしてまた失速してシフトダウン、これを繰り返す。
性能なりの走りしか出来ないわけだから、スロットルを開けたまま無我の境地に入る。
風を感じ光を感じバランスを保つ。ただそれだけ。
以前は登れなくて自転車ペダルでアシストしないといけなかった場所があったのだけど、今回はその必要は無かった。少しは調子が上がっているようだ、調整はしているからね。
さて、到着。
鹿カレーに鹿ソーセージで。
うーん。深い味である。
帰り道でアナグマに遭遇。この辺ではそんなに珍しいものではない。
コイツが逃げ込んだところは側溝が埋まったところで止まり穴。追い詰められた状態。
仕留めてざんざ亭行きにしようかともちょっと思ったけど、まあ良いか、達者に暮らせよ。
アナグマは結構どん臭くて逃げ場の無い道路脇で見かける。
帰ってからチェックしたらJAWAのテールランプの配線が切れていた。
オリジナルのテールランプが壊れていたので中国製ホンダ型のテールランプを改造して付けているのだ。
ウインカーとブレーキランプはオプション装備で、レギュレーターが不備っぽい。
スピードが上がるとブレーキランプには高電圧が掛かるので電球や配線が切れやすいのだ。
まあ、そのうち電装系は見てやろう。
わずか1時間ほどのショートトリップを楽しんだのであった。
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