吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

44

2008年05月15日 | 思うこと
先日、若い子達と夜中過ぎまで話す機会がありました。
そりゃ~かわいい女子高生とかね。
ええ、やましいところはありませんとも!

その中の子のひとりのお父さんは僕と同い年だそうで、…ショックでした。
まあ、不思議でも何でもないのですけどね。

ほんと、申し訳ない気持ちになります。
僕らは君達のために良い社会を築けなかった…。
それどころか、40代より上は自殺者の大半を占めている有様だ。
これで若者に夢を与えられるわけないよね。



夜、仕事をしていたら、空が明るくなって来た、う~む、もっと時間が欲しい。
何故かふと、昔の歌のフレーズが浮かぶ。

独りぼっちじゃないんだ
まだ 知らないだけなんだ
胸をわり 心ひらいて
語り合い 信じ合う友は
きっと どこかで
どこかでまっている

1973年から2年間放送されたNHKの人形劇「新八犬伝」のエンディングテーマ「夕焼けの空」です。
ビデオやDVDがないかと思って調べてみたら、NHKには、1、20、最終話の3話しか残っていないそうな!
当時ビデオテープが高かったので上書き録画していたらしい。
えー、何てこと!NHKって資料だけはちゃんと保存してあると思っていたよ。

独りぼっちじゃないんだ
まだ 知らないだけなんだ
日は陰り 嵐吹くとも
類いなき 真心の友は
きっと どこかで
どこかでまっている

若者よ。それからすべての人よ。
僕たちは何も知らないし、何もわかっていない。
答えはいつだって、ずっと先だ。



気が付けばすでに、44歳。
こんな歳まで生きているとは10代の頃は思わなかった。
40を過ぎれば、もうジジイで、人生なんてすっかり判っているもんだと思っていたなあ。
いや~、まだまだ。

で、神聖ローマ皇帝カール5世(スペイン王としてはカルロス1世)のモットー。
Plvs Vltra  プルスウルトラ さらに彼方へ

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2008-05-15 11:23:19
こんにちは。

私も気が付けばちょうど半世紀。
試練と学びの毎日です。(笑)
人間は120歳まで存命可能だとか…生きた化石にならない程度に頑張ろうと思いますが..
人生はこの先どうなるのか・・・楽しみです。
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Unknown (ジーグ)
2008-05-15 11:25:31
    ↑
すみません。名前を忘れていました。
返信する
調整中 (ひろなん@風琴屋)
2008-05-16 09:12:06
ジーグさん、ようこそ!

40~50歳って、昔は寿命ですよね。
長寿を誇る日本だって戦後あたりまではそんなものです。
それからすれば、僕らはまさに余命の域にあるわけで…。

この「時代からもらった」時間をどう使おうか楽しみです。
現在、身体各部を調整中です、だいぶ痛んでいますので。
まだなんとかいけそうです。
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