吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

自粛は自粛

2011年03月27日 | 思うこと

この頃ブログの更新が止まっている方が結構いらっしゃるようです。

僕のここはもともと気ままな更新頻度なので少々間が開いても問題
ナシです!ええ。

ブログの更新を自粛している方もいらっしゃるようです。
こんな時にブログなどすべきではないみたいな感覚の方がいらっしゃる
ようです。

一部では、買占めの一方、レストランでの食事、イベントの参加などを
自粛している人達がいるようです。
どうも、娯楽や歌舞音曲は不謹慎だと感じるらしい。

喪に服するというのならばそれでも良いでしょう。
今後の生活の不安(確実に仕事への影響はありますから)があって楽
しめないというのならばそれも仕方ないでしょう。

しかし、日常を守るというのは、災害に合わなかった地域の人たちの義
務じゃないかと思います。
ただでさえダメージを受けている経済活動をさらに減速するようなことは
良くないのではないかと思いますし、世の中の雰囲気が悪くなると思います。

日常、実は脆く儚いこの日常を守るということは自粛よりも大事なんじゃない
でしょうか。


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2 コメント

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そうです。今こそ音楽を (1列半の鈴木です)
2011-03-28 22:36:39
そんなんです。震災の日からずっと職場で情報収集のためと緊急地震速報の受信のためラジオをつけています。感じるのは流れて来る音楽が悪い意味で「文部省唱歌的」な音楽ばかり・・・・私的には好みの音楽ですが、・・・・でも、こんな時だからこそ、ギンギンのロックで元気がつく人だっているはずです。そちらの方が多いかも。わたし好みの健康的な前向きの音楽ばかりかかっているのは、良い事ではありません。いろんな音楽が流れてこそ、多様性のある社会です。元気になるために、自粛しないで、ガンガン、ギンギンの音楽を・・・私的には好きな音楽ではないかもしれませんが、・・・・。そう、こんな時書けないような内容のブログなら、何時だってかけない内容です。下ネタでも下品でもいいじゃないですか。多様性こそ復興の証。・・・・でも、復旧は大変です。疲れます。でも一緒に復旧に携わっている協力会社の人は、その日のライフラインの復旧工事が終割ってから、ギャンブルに行って元気をつけてきています。今日も多分・・・負けているかも・・・。それこそが復興のエネルギー。
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多様であること (ひろにゃんof風琴屋)
2011-03-29 00:53:59
1列半の鈴木さん、ようこそ!

苦しんでいる人に対してはどうしても「腫れものに触る」ような扱いになりがちです。
傷つけてしまうのは怖いですから、どうしても無難な接し方になってしまいます。
それは思いやりですが、別の見方をすれば責任回避でもあります。

多くの人の力になりたいと思った時「最大多数への効果」というものを考えてしまう
ものですが、これも見方を変えれば、人の類型化、個性の無視でもあります。

過度な遠慮や自粛は「上から目線」というか思い上がりです。
ひとつの手法ですべての人を救うことなど出来ないのです。

人はいろいろなのだから、励まし方もいろいろ、伝える言葉も音楽もいろいろで良い
のだと思います。
ある人の心に強く心地よく響くものがある人にとっては不快であったりすることは
止むを得ません。

だからこそ多様であることは大切だと思います。
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