気付けばもうずいぶんと更新していませんでした。
いかん!
毎年のことながら今の時期は夏休み終わりの子供状態です。
ま、たいして稼いでないからそれほど大変ではないのですけどね。
無い袖は振れんっ!
このところト○タ自動車が大変なことになっているようですね。
僕はあの会社のクルマには興味がない(旧いランクルは除く)ですし、そもそも
伝え聞くあの企業の体質には非常な抵抗を感じている方です。
この件の周辺には実に多くのことを考えるのですが、それらはまた触れる機会も
あるでしょう。
で、どうなんでしょう?
少なくても先進国では自動車市場そのものがほぼ飽和状態なんじゃないでしょうか。
日本車は壊れないし長持ちするし。
ウチのクルマはジープと軽トラで、ハイテク装備とは縁遠いのですが、たまに知
り合いやレンタカーの乗用車に乗ったりするとまあ、あまりに余計な装備が多く
て驚きます。
最近はキーレスエントリーだとかセキュリティとかまたいろいろ付いているよう
ですね。
JAFの広報誌に今時のクルマのドアの開け方だのエンジンのかけ方だのが載って
いましたが、いやあ、めんどくさい。
何でそんなところに複雑な機械を導入しなきゃいけないんでしょうね。
クルマを買い替える人に聞くと、クルマ本体の不調よりは装備類の劣化や故障が
買い替えの動機となっているようです。
例えば、窓をモーターで開閉するパワーウインドウは割合古くからあるものです
が、窓回りのウェザーストリップの劣化などで徐々に動作の抵抗が増えて、作動
不良を起こしたり悪い場合は発火した事例もあります。
子供をエンジンをかけたままのクルマに残す人が増えて、子供がパワーウインド
ウに挟まれる事故が報告されたため、閉まる窓に一定以上の抵抗があった場合自
動的に閉鎖中の窓が開く機能が追加されています。
いろんな機能が利便性や安全の名目のもと追加されているわけですが、それらは
また故障原因となるのです。
あるから壊れるのであって、無ければ壊れようがないのです。
「走る、曲がる、止まる」のクルマの根本的な機能以外のところで故障が起こっ
てそれが買い替えの動機となるのであればメーカーにとっては良いことなんで
しょうかね。
昔は一生懸命壊れないことだけを考えて作っていれば良かったのでしょうけど、
今や壊れないものを作れるようになってしまったのでしょうか。
工業社会は、壊れないことには買い替え需要が起きないという壁に届いてしまっ
たのでしょうか。
ロックンローラー向けに「壊すためのエレキギター」というのが発売されたそうです。
楽器職人としては複雑な気持ちですが、ある意味正直ではあります。
市場が飽和してしまうと耐久消費財は不利です。特に楽器なんぞという長命なものは。
消費されるから生産の機会が出来てそれで職人に製作の機会と生活の糧が与えら
れるのならば、このような一見ムダな消費も単純には否定出来ません。
続きます。
いかん!
毎年のことながら今の時期は夏休み終わりの子供状態です。
ま、たいして稼いでないからそれほど大変ではないのですけどね。
無い袖は振れんっ!
このところト○タ自動車が大変なことになっているようですね。
僕はあの会社のクルマには興味がない(旧いランクルは除く)ですし、そもそも
伝え聞くあの企業の体質には非常な抵抗を感じている方です。
この件の周辺には実に多くのことを考えるのですが、それらはまた触れる機会も
あるでしょう。
で、どうなんでしょう?
少なくても先進国では自動車市場そのものがほぼ飽和状態なんじゃないでしょうか。
日本車は壊れないし長持ちするし。
ウチのクルマはジープと軽トラで、ハイテク装備とは縁遠いのですが、たまに知
り合いやレンタカーの乗用車に乗ったりするとまあ、あまりに余計な装備が多く
て驚きます。
最近はキーレスエントリーだとかセキュリティとかまたいろいろ付いているよう
ですね。
JAFの広報誌に今時のクルマのドアの開け方だのエンジンのかけ方だのが載って
いましたが、いやあ、めんどくさい。
何でそんなところに複雑な機械を導入しなきゃいけないんでしょうね。
クルマを買い替える人に聞くと、クルマ本体の不調よりは装備類の劣化や故障が
買い替えの動機となっているようです。
例えば、窓をモーターで開閉するパワーウインドウは割合古くからあるものです
が、窓回りのウェザーストリップの劣化などで徐々に動作の抵抗が増えて、作動
不良を起こしたり悪い場合は発火した事例もあります。
子供をエンジンをかけたままのクルマに残す人が増えて、子供がパワーウインド
ウに挟まれる事故が報告されたため、閉まる窓に一定以上の抵抗があった場合自
動的に閉鎖中の窓が開く機能が追加されています。
いろんな機能が利便性や安全の名目のもと追加されているわけですが、それらは
また故障原因となるのです。
あるから壊れるのであって、無ければ壊れようがないのです。
「走る、曲がる、止まる」のクルマの根本的な機能以外のところで故障が起こっ
てそれが買い替えの動機となるのであればメーカーにとっては良いことなんで
しょうかね。
昔は一生懸命壊れないことだけを考えて作っていれば良かったのでしょうけど、
今や壊れないものを作れるようになってしまったのでしょうか。
工業社会は、壊れないことには買い替え需要が起きないという壁に届いてしまっ
たのでしょうか。
ロックンローラー向けに「壊すためのエレキギター」というのが発売されたそうです。
楽器職人としては複雑な気持ちですが、ある意味正直ではあります。
市場が飽和してしまうと耐久消費財は不利です。特に楽器なんぞという長命なものは。
消費されるから生産の機会が出来てそれで職人に製作の機会と生活の糧が与えら
れるのならば、このような一見ムダな消費も単純には否定出来ません。
続きます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます