○特集俳句527・いろは俳句2-6(た)・田中常矩01・2021-04-23(金)
○「たましひを盗まれにゆく花見かな」(田中常矩01)
○季語(花見・晩春)(「→notebook」より引用)【→特集俳句-索引1・索引2・検索3・検索4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】
【鑑賞】:「いろは俳句(た)」の句は「たましひ」の「た」。花を見て夢心地。花の酒に酔い心地。花見というものは昔から今でも、魂を盗まれに行くようなものだ。
○田中常矩(たなかつねのり)(1643~1682)
○好きな一句「蛇之介が恨みの鐘や花の暮」02
○季語(花の暮・晩春)(「→隠語大辞典:蛇之助(ジヤノスケ)」より引用)
【Profile】:江戸時代前期の俳人。はじめ→北村季吟門、のち→西山宗因に傾倒。京都談林派の有力作者となり、おおくの門人をかかえた。「蛇之助(じゃのすけ)五百韻」の巻頭句から、蛇之助常矩とも称された。(「デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説」より引用)
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