goo blog サービス終了のお知らせ 

俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

■特集俳句527「たましひを盗まれにゆく花見かな」(田中常矩)

2021-04-23 04:56:00 | 特集俳句

○特集俳句527・いろは俳句2-6(た)・田中常矩01・2021-04-23(金)
○「たましひを盗まれにゆく花見かな」(田中常矩01)
○季語(花見・晩春)(「→notebook」より引用)【→特集俳句-索引1索引2検索3検索4 →俳人一覧(うえくけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】

【鑑賞】:「いろは俳句(た)」の句は「たましひ」の「た」。花を見て夢心地。花の酒に酔い心地。花見というものは昔から今でも、魂を盗まれに行くようなものだ。


田中常矩(たなかつねのり)(1643~1682)
○好きな一句「蛇之介が恨みの鐘や花の暮」02
○季語(花の暮・晩春)(「→隠語大辞典:蛇之助(ジヤノスケ)」より引用)

【Profile】:江戸時代前期の俳人。はじめ→北村季吟門、のち→西山宗因に傾倒。京都談林派の有力作者となり、おおくの門人をかかえた。「蛇之助(じゃのすけ)五百韻」の巻頭句から、蛇之助常矩とも称された。(「デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説」より引用)


コメント    この記事についてブログを書く
« ■五体俳句527「薬指飾るお金... | トップ | ■挿絵俳句527「夕昏れて菜の... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

特集俳句」カテゴリの最新記事