○技法俳句051・リフレーン05・清崎敏郎
○「滝落としたり落としたり落としたり」(清崎敏郎01)
○季語(滝・三夏)
【鑑賞】:滝の次々に落ちてくる様子を「落としたり」のリフレーンによって視覚的に表現しています。水量の多い豊かな滝がしのばれます。指を折って数えると破調ながらも17文字に納まっているのが俳句たる所以ですね。
○清崎敏郎(きよさきとしろう)(1922~1999)
○好きな一句「コスモスの押し寄せてゐる厨口」02
○季語(コスモス・仲秋)
【Profile】:東京生まれ。1946年、→楠本憲吉の提唱で誕生した「慶大俳句研究会」の中心となる。→富安風生の信頼を一身に担って「若葉」を継承主宰。永年の教師生活を通じて教え子から現俳壇の中堅を担う幾多の俊英を育てた。
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清崎敏郎掲載句
03雪解けて力抜けたる伽藍かな(雪解ける・仲春)〈特集611・きれきれ俳句1-5かな2〉2023/3/16
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