●色彩俳句0240・◯色015・北村仁子01・2015-08-19(水)
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○「朝顔やまだ日のささぬ水のいろ」(北村仁子01)
季語(朝顔・秋) 「あさがほやまだひのささぬみずのいろ」(「今はじめる人のための俳句歳時記(角川学芸出版編)」より引用)
【鑑賞】:朝顔の紫色を「まだ日のささない水の色」と表現しています。まだ闇を少したたえた深い紫です。朝顔の色→「白色花で無い場合の基本的な花色は紫と暗紅の組み合わせで決まる(アサガオHP→http://mg.biology.kyushu-u.ac.jp/index.html)」
○北村仁子(きたむらひとこ)(1934~1996)
○好きな一句「東京の突端に出す鯊の竿」02
季語(鯊・秋) 「とうきょうのとったんにだすはぜのさお」
【Profile】:東京都出身。→能村登四郎に師事。「沖」同人。師登四郎の彼女への哀悼句は「春疾風掌中の珠奪ひ去る」(「芒種」199911)07(「歳時記」より引用http://www.haisi.com/saijiki/haruhayate.htm)。
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