まっちーの雑記帖

猫、メタル、バリアフリー、政治など。高知市の外れに住んでます。高知の話題もちょっと。

第49回衆議院議員総選挙について

2021年12月07日 | 視力障害者関係&バリアフリー関係

13年くらい前から選挙があるたびに選管から依頼されて視力障碍者向けの選挙公報を作る作業の手伝いをしています。
市町村議会の選挙も国政選挙も関わってきました。
補欠選挙もあれば、首長を選ぶ選挙もあります。

選挙によって公示日から投票日までの期間が異なります。

公報を作る手順は大体同じです。
公示日の夕方に立候補が締め切られます。
候補者間でくじ引きをして公報に載せる順番が決まります。

その直後から広報の印刷が始まります。
早々と原稿を提出してくれている候補者ばかりだと準備しておいた原稿を並び替えればいいだけなので、割と簡単なんですが、直前で立候補する人もいるのであらかじめ用意するわけにはいきません。

それでも活字の印刷だけなら順番を確認して、その日の夜から印刷できるけど、点字版と音声版はそうはいきません。

公報には文字だけでなく写真やイラスト、グラフや表、レイアウトもさまざまです。
書いてある内容のどれをどう文字にするか、読みあげるか、選管の人と打ち合わせをします。
その後、点訳(点字に直す)、音訳(読みあげて録音する)の作業にかかります。
この作業には私は関わっていません。

点訳したもの、音訳したものを選管の人にチェックしてもらってOKが出てから印刷とダビングの作業です。

点訳したものを元に印刷する原版を作ります。この作業はブログのどこかに書いた気がします。
それから印刷なんですが、原版に点字用紙を挟んでローラーを通して点字を浮き出させる、一枚一枚印刷していくなかなか時間のかかる作業です。ちなみに点字プリンターは使ってはいけないことになってます。
点字プリンターでは誤作動が起きる危険性があるので。

音訳はその点、早いです。マスターCDから空のCDのディスクにダビングするのはあっという間ですから。
今回はカセットも一応作ったのでちょっとだけ時間がかかりました。
音訳はオーテピアでやってくれますが、CDRやカセットを用意するのは私です。運ぶのも。

なので、どうやっても、活字のものより1、2日遅れてしまいます。
候補者が少ないと早いけど、多い時はもっとかかってしまいます。

出来上がった公報を郵送する必要があります。封筒、宛名シール、・・・。

次に大変なのが、各投票所に置く投票に必要な候補者名簿、候補者カードがあります。
期日前投票があるので、できるだけ早く投票所に届けたいので、立候補が確実な候補者の分は作っておきますが、締め切り間際に立候補する人がいるので、これもまた順番がわかるまで印刷できないものがあります。

こんな感じで、極端な話、秒を争う仕事です。徹夜で作業することもあります。


これまでで一番厄介だったのが市議会議員の選挙でした。
立候補者が数十人、選挙期間は短くて、とても候補者の公約を載せる時間がありませんでした。
候補者カードを作り、候補者の一覧表を作るのが精一杯でした。

規模の小さな選挙はそれなりの期間も短いので、忙しさは変わりません。
数が少ないので1日で終わる時もありました。


今回の総選挙は小選挙区、比例代表、国民審査があったのでそれぞれ作るものが違い、小選挙区の方は1区、2区と分かれていたのでそれぞれの市町村がどちらの区なのかも間違えないようにチェックするのが大変でした。神経を使いすぎました。
投票所の数が1000近くあって、どんな小さな村にも町にも一揃い用意しなければなりません。
有権者がどの期日前投票所に行くかは分からないので、該当者がいなくても用意しておきます。

こんな具合で全部納品した時は精も根も尽き果てた感じでした。



ベッドから起き上がれなくなって、2、3日ゴロゴロしてました。
いや、1週間くらいかな?
対面朗読のボランティアにも行けなくなって、辞めることにしました。

なかなか気力が戻らず、ブログも長いこと休んでしまっていました。


もう年も年なので国政選挙の手伝いはできそうもないですね。
やりたくないです。

こんな感じでした。o(TヘT)o

 

 

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対面朗読を休む事にした。

2021年08月22日 | 視力障害者関係&バリアフリー関係

高知県でも新規感染者数がどんどん増えているのに、県は飲食店に時短営業の要請を出しただけ。

実際に、うちの息子や娘が働いているスーパーで感染者が出たのに、濃厚接触者には当たらないと言って検査もしてくれない。飲食店じゃないよ。隣のパン屋さんからも感染者が出た。
近くの高校や保育園で出てる。
どうして飲食店だけ?って思う。

自費でPCR検査を受けるほどの金銭的余裕もない。
簡易抗原検査キットを購入して調べてる。気休めにしかならないけど。


図書館も夏休みで子供や学生さんが多くて、街中よりかえって混雑してて怖いです。
それで、タイトルに書いたように対面朗読を休むと連絡しました。
私も感染してるかもしれないからね。

ワクチンは2回打ってるけど、今はデルタ株の方が増えてきてワクチンの効果は期待できない。
娘たちも発熱などの症状は出てないけど、潜伏期かもしれない。
色々心配して悩むよりも断った方が精神的には良いと思って。

自己防衛のため、アセトアミノフェンなどの解熱剤を買おうと思ってドラッグストアに行ったら、解熱剤のコーナーが空っぽ。みんなおなじようなことを考えるんだなぁ。
あと、レトルトの食品も買っておこう。

家からは出ないようにしています。
引きこもりは得意だから、全然気にならない。

ネットスーパー、ヨシケイ、コープの宅配などなど。
便利です。

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対面朗読のその後のその後

2021年07月06日 | 視力障害者関係&バリアフリー関係

対面朗読でどんな本を読んでいるかを詳しくは書けないのですが、
詳しくなくても書いちゃいけないのですが、
私が担当している方は何を読んでいるかをちゃんと記録しておいてくださいって言う人なので、大丈夫みたいです。
あまり個人が特定できるようなことは書かないように気をつけて、と言っても親しい人にはすぐにわかっちゃうよね。
利用者さんを私は「先生」と呼んでいます。

「先生」は、毎日図書館に通って読書をなさっているので、私以外にも大勢のボランティアの方にさまざまなジャンルの本を読んでもらっていらっしゃるようです。

私は専門でもなんでもないのに何故だか今「中国語」のテキストを読んでいます。
発音は全くできません。喋れません。聞き取れません。会話できません。

最初は簡単な中国語の文法書でした。それから「旅の指さし会話帳」も読みました。

その後「まいにち中国語」(ラジオ番組)を2年くらい続けたかなぁ。

それから他の言語に変わって(それが2、3年)、その後テレビ番組の「テレビで中国語」のテキストに変わりました。

生徒役の人が浅野杏奈ちゃん、佐野ひな子さん、稲葉友くん、・・・。
浅野杏奈ちゃんの前も読んでたかなぁ?記憶が曖昧です。

そして、今年、イモトアヤコさん。
でも、今年の内容はテレビを見てる人には楽しいかもしれないけど、耳で聞くだけの人にとってはちっとも面白くありません。年寄りには面白くない恋愛がらみの内容の会話。
そして会話の程度もスピードも少し難しい。。。
読んでる私も「ピンイン表記」がない漢文(中国語の文章)を読むことはできません。
ピンイン付いてない文章多すぎ!
ピンイン表記を辞書で調べながらだと時間がかかりすぎます。

それで、辞めたいと言った事は以前このブログで書きました。


その後、突然先生が、「まいにち中国語」の一つ前の番組が面白いんですよ。という話になって。

「なんという番組ですか?(わあ!ラジオの番組も聞いていらっしゃったんだ!すごい!)」
「番組名は知らないんだよ」
「テレビで中国語の一つ前ならムジカピッコリーノって言うんですけどね。再放送ですけど」
「いや、ラジオの方だよ」
「あ、そうか。語学の番組なんですか?」
「うん、中国語の番組だった」
「じゃあ、調べてみますね」

というようなことでラジオの番組表などを調べて、

「ステップアップ中国語」

という番組だと判明しました。

ステップアップって・・・、難しくなるじゃん!と思ったけど、
まあ、先生が面白いって言うんだから一度聞いてみよう。


本屋さんに行ったらテキストもありました。
でも3ヶ月分ずつの分厚いテキストです。

どうしよう、やっぱり無理かも、と思いながら
とりあえず、4月の放送のあった分から読みはじめました。

ところが、読んでみると内容がすごく面白いのです。

日本語がまだよくわからない中国の人の助っ人を目指そうという内容です。
日常生活で必要な会話や単語がたくさん出てきます。

なんと1日で2課進んでしまいました。

ラジオで番組を聞いていれば発音も学べます。
なるほど、生活に必要な会話だから面白いというのも分かる気がしました。

防災訓練とか、ゴミ出しのやり方だとか。子供が熱を出した時とか。。。



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訳あって昔の記事を載せます。

2021年05月23日 | 視力障害者関係&バリアフリー関係

https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1390331282&owner_id=12459282

ネットで、車は音が静かな方がいいという話題が出てたので、何か書いてやろうと思ったけど、やっぱりやめた。
自分を基準にしか物事を考えられない人には、いうだけ無駄な気もして。


せっかくだからこれはこのままにしておきます。
目障りかもしれないけど。

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今月は点字印刷の仕事が三つ。

2021年05月22日 | 視力障害者関係&バリアフリー関係

高知市広報「あかるいまち」、「高知市議会だより」、そしていの町町議会銀選挙用の選挙カードの印刷です。
あと、市議会だよりの点字版の発送が残っているだけです。

今日は、いの町の選管まで出来上がった選挙カードを持って行きました。
選管は「すこやかセンター伊野」という建物の中にあるのですが、国道から南に入って、土讃線の線路を渡って、仁淀病院とその南隣の薬局の間の細い道を西に入った奥にあります。
初めて行った時は、Googleマップで見てもどこからその建物に近づけばいいのか分からなくて、薬局で訊きました。

その時の記事

https://blog.goo.ne.jp/viski/preview20?eid=f8ce8078f59a1b08c4849aefbfd88464&t=1621671879561


去年の10月だったからまだ忘れてません。
今回は迷うことなくすんなりと行けました。


今回もまた帰りに「レストパークいの」に寄って、田舎ずしとハチクの水煮を買いました。


おトーさんもこれが楽しみみたいで、ちっとも嫌がらずに運転してく乗せて行ってくれます。

ハチク(淡竹)は麺つゆで炊きました。ちょっと焦げたけど、柔らかくて美味しい!

 

 

 

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医療従事者と支援スタッフのためのサポートガイド「視覚に障がいのある方 が新型コロナウイルス[COVID-19]に感染し入院したら」 リーフレット

2021年04月21日 | 視力障害者関係&バリアフリー関係

医療従事者と支援スタッフのためのサポートガイド「視覚に障がいのある方
が新型コロナウイルス[COVID-19]に感染し入院したら」 リーフレット

というものを印刷してきました。

このリーフレットは

国立がんセンターが医療スタッフ向けに、昨年5月に作製したもののようです。
視覚障害当事者が持っておき、万が一の時には、視覚障害者としての受けたい配慮を、このリーフレットで援助依頼をしやすくするためのものだそうです。


4ページ目と表紙

2ページ目と3ページ目。

 

 

両面印刷で半分に折って使います。

内容はさておき、この配色どうかならないものでしょうか。
視力障碍者の見え方は一人一人違いますと表紙に書いてある通りですが、この配色だと読めない人の方が多いでしょう。
色覚異常だけでなく、弱視の人も。。。

私は弱視ではないけど老眼です。青い地の中の白抜きの文字が読めません。見えません。

カラーで印刷すればそこそこ読めますが、モノクロ印刷しかできない我が印刷所の印刷機では、色々工夫してやってみたけど、かなり難しいです。ま、それでもないよりマシかもという事で印刷してきました。

元のものは医療機関の人が読むのだからこれでいいと思って作ったのでしょう。


だけど、今日印刷した分は、これを持って医療機関に行く視力障碍者に配るものだそうな。
何のリーフレットかわからないとまずいと思うんだけどな。
それでもいいって言われてもなぁ。。。
何のために印刷してるのかわからなくなると途端にやる気がなくなるので、困ったものです。
モヤモヤしながらやりましたけど。。。

 

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昨日は高知市広報の点字版作製作業でした

2021年04月16日 | 視力障害者関係&バリアフリー関係

私がこの作業に携わるようになってから何年経つんだろう。

日記を読み返してみたら一番古い記事が2008年4月1日でした。
その日記に初めて点字印刷というものをやってみたと書いてあります。
mixiの日記で公開範囲が「友人のみ」ってなってるからコピペします。
公開範囲を変更しようとすると写真がなくなってしまうんだよね。なのでコピペ。

ーーーーー

2008年04月01日01:13

点字印刷というのを初めてさせてもらいました。
 フォト

出来上がったものは、こんな感じなんですが、裏表両面に印刷できます。
飛び出た方を読むので、両側に印刷できるんですね。
表と裏と行が重ならないようにずらすんです。
そんなことも知りませんでした。

フォト
これが原板です。
たぶんアクリルか何かの固いプラスチックです。
二つ折りになっていて、間に紙を挟んでプレス機の間を通します。
1000部も2000部も印刷する時は、金属で原板を作るそうです。


フォト

これが印刷機です。

原板の間に紙(一般の紙より厚手で点字がつぶれないような固さのもの)を挟んで、プレス機を通します。
左から右の方へ通します。二人がかりで印刷します。
右側の受け手の人は、紙をはずして、原板を左側の人に戻します。
一枚一枚手作業で印刷していきます。

「就労を促進する会」の点字が必要な会員さんが全国に200人くらいいますので、200部印刷するのですが、ニュースを点字で書くと16ページくらいになってしまいます。つまり1部が8枚です。
8x200=1600枚、印刷する訳です。
交代でやって、4~5時間かかってしまいます。
大変な作業です。

この機械が高知には2台しかないそうです。
ここの事務所と盲学校。
市役所とか県庁の障害者向けの文書も印刷を頼まれるそうです。
だったら、視覚障害者も雇って下さいよ、と私は言いたくなります。

ーーーーー

それから13年か・・・。
就労を促進する会の仕事だけだったのが、視力障碍者関係の守る会の仕事も引き受けるようになって。。。
市の広報と市議会便りの点字版も作るようになりました。

もうベテランって言ってもいいのかな?

でも、まだまだ知らないことの方が多い。

第一点字を読めないし書けない。

でも印刷に関してはちょっと自信ある。

昨日のことを書こうと思ったのに書きたいことを忘れちゃったから、また次の機会にします。
最近、物忘れがひどいです。ははは。
思い出したら書きます。

 

 

 
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対面朗読での悩み(続き)

2021年04月14日 | 視力障害者関係&バリアフリー関係

利用者さんと話をしてきました。

利用者さん(Mさん)が何を知りたいと思っていらっしゃるのかが分からないので、細かく聞いたのですが、間に入ってくれた図書館の人が新しく配属された方で、Mさんと私との間でこれまで5年以上中国語のテキストを読んできている事を理解されていなくて、私が尋ねたいこととちょっと方向が違うことを言われるので、最初なかなかうまく話が噛み合いませんでした。
今年度のテキストはこれまでのと違ってピンイン表記があまり載ってないので読めない部分がたくさんあると説明してもそれでいいですから読んでくださいって言われる。
読めないものを読んでくれと言われても・・・。


それで、気がつきました。何か他のことを知りたいのだなって。
「ピンインが書いてないので辞書を引きながら読むので時間がかかりますよ。」
と言うと、
「それで、いいです。どんな漢字が使ってあるかも教えてください。」

漢字も日本のと同じもの、似てるもの、全く想像できないもの、同じだけど意味が違うもの、さまざまです。

Mさんは、とにかくたくさんの本を読んでいらっしゃるので、どう言う場合に使う漢字なのかを知りたいのだなと、初めて理解できました。
「じゃあ、このテキストでなく、入門書みたいな物の方がいいと思いますけど?」
「いや、せっかく4月号を買って始めたから、これがいいです。」
仕方ないなぁ。言い出したら聞かない人だし。
この強引さに負けて対面朗読などと言う無謀な事を始めたのだった・・・。


「それじゃあ、時間がかかってもゆっくり一文字一文字辞書で調べながらやりましょう。」
「はい。それでいいです。急ぎませんから。」

で、結局、テキストを読むことに決まりました。

前回、普通のスピードで読んだところはもういいので、続きからと言われます。

よく使う挨拶文10個のところまでしか進んでなかったので、続きからです。

対面朗読も今はコロナの影響で対面ではなくなっています。
別々の部屋でマイクとスピーカーを使ってやってます。
なので、やっぱり、コミュニケーションが取りにくいです。

でも、そうやって読んでいると気がつくことがたくさん有りました。

「あなた」という意味の「にぃ」からして、日本にない漢字です。
辞書を調べてもわかりません。

「人称代名詞」の「称」に似た漢字です(違うんだけど)。
でも、「へん」が違います。「のぎへん」じゃなくて「にんべん」になってます。


こんな説明で伝わるはずはないのですが。
だって「へん」と「つくり」からして説明したことないもの。。。
漢和辞典も必要だ!それも超詳しいやつ。

漢字を調べているうちにいろいろな事がわかってきます。
Mさんよりも私の方がこれまで気にもしなかった事にたくさん気がついて驚きでした。

「さようなら」に使われる「見」という漢字は顔を見合わせる、会うと言う意味。
だから、再び見るで、また会いましょう、さようならとなる。


「本を読む」に使われる「看」という漢字は意識してはっきりと見る、読むという時に使う。映画を見るのもこの漢字です。
「認識」の「認」(簡体字では全然違う字みたいです)は、これまで見えなかったものが見えるようになるという意味。発見すると言ったような意味もある?だから初対面でお会いできて嬉しいと言うときはこの漢字です。

同じ「見る」でもどんな見方、見え方なのかで漢字が違う。。。

すごいなぁ。

後で、「先生(Mさんのこと)、漢字って面白いですねぇ!」って言ってしまいました。
Mさんはやっぱり先生だ。

5年以上も同じことの繰り返しをやってきて、なぜ理解が進まないのかを考えていらっしゃって、ネックになってるところを見つけたんだと思う。

こちらは読むだけだから、全く気にしてなかったし、

また声調(四声)からかぁ、などと軽くみてたんだなと思います。


 

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対面朗読での悩み

2021年04月12日 | 視力障害者関係&バリアフリー関係

テレビでの中国語講座のテキストを読んでいます。
専門家でもないし、調べるのがかなり負担になってきたので、2021年度の分で終わりにしたいとお願いしたのですが、今年度の4月号まで読んでほしいと利用者さんに頼まれました。

まあ、4月だけなら最初の易しいところだから予習もいらないだろうし、と思って引き受けました。

ところが、今年度はこれまでと違って、先生もアシスタントもアニメのスキットでも、いきなり中国語で喋りまくっています。
見える人は字幕があるし、簡体字も見えるからいいのですが、見えない人は相当中国語を聞き取れる人でないと難しそうです。

テキストも番組の内容とは全然違うものがかなり有りました。

練習問題はというと、簡体字を書くことに相当力を入れているようです。

作文も簡体字で書くようになっています。
多分ですが、講師の先生は中文でSNSに投稿できるくらいになってほしいと思っているみたいです。


なので、練習問題の解答に当然ピンイン表記は付いていません。簡体字のみ。
どう読んだらいいのでしょう?

漢字、あるいは簡体字を知りたい、覚えたいという方ではありません。

中国語で会話ができたらいいなと思っていらっしゃるようなのです。

明日、相談してみようと思います。

会話できる事を目指すなら他の番組(ラジオなど)がいいかもしれないし。

文法を知りたいなら文法書は初歩的なものから実用的なもの、専門書などたくさん出ています。
このままテレビで中国語のテキストを読むとしたら一部分しか読めません。
例えば、第1課では、スキットとよく使う10個の挨拶だけかなぁ。

とにかく利用者さんとよく話し合ってみようと思ってます。

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対面朗読のその後

2021年03月18日 | 視力障害者関係&バリアフリー関係

対面朗読は利用者さんの要望に沿って行うのが基本ですが、私の場合、最初が変則だったので、その後もなんの知識も技術もないまま、朗読ボランテァの講習にも参加せずに10年以上続けていました。

講習会に出るくらいならボランティアやめますと言ったことがあるので、図書館の人も無理強いしないのです。

中国語は、拼音(ピンイン)表記のついてない文章は私は読めません。
単にピンインを読み上げるだけのものだった時は何の苦労もなかったのですが。


例えば、

你好。  Nǐ hǎo. こんにちは 

の場合

利用者さんは見えない方ですから、簡体字を「にぃはお」と読んでも意味ないのです。
中国語は声調記号(声の上げ下げ)がとても重要なので母音の上のついている第1声から第4声までの記号も読みます。

Nǐ hǎo. は「大文字 えぬ あい 3声 一マス開けて えいち えい 3声 おー ピリオド、 日本語訳 こんにちわ」と読み上げます。
それを利用者さんが点字タイプライターで点字用紙に打ち込んでいきます。
アルファベット、カナ文字の混合を難なく書き分けていきます。すごい!!!
点訳の完成です。


去年までのテキストはこんなに苦労した事なかったのに、今年のテキストはどうしてこんなに不親切なんだろう。
毎年初心者から手解きするはずなのにな。

アルファベットも聞き間違いの多いものは工夫します。

Bは ビー、バスのビー
Pは ポストのピー
Nは えん
Mは えむ(むをはっきり言うようにする)
Tは テストのティー
Dは デー


完全に自己流です。利用者さんと相談しながら決めてきた読み方です。
正式にはどうなのか全く知りません。

ピンインが書いてあって、初めて読めるのに、
ピンインが無かったら中日辞典を引いて確かめるしかありません。

アプリの翻訳は役に立つ時もあるけど、該当する単語が1個しか出てこないので、「そうじゃない言い方もあるでしょ?」とスマホに文句を言いながら・・・、苦労してます。
スマホ画面に書こうとしても間に合わないことが多い。第一、簡体字を覚えてない。

 

何年やっても、自分でしゃべる気のない言語は覚えないものなんだなぁと、変なところで感心してます。


というわけで、中国語は私には無理ですと図書館の職員さんから利用者さんい伝えてもらいました。

その時の様子は以前ブログで書きました。

https://blog.goo.ne.jp/viski/e/06109b6404846f480c44158d2fa76c30



それで、中国語の勉強を諦めてしまわれたら申し訳ないけど、中国語の得意なボランティアさんが見つかるかもしれない。。。などと良い方向に(都合の良い方向かな?)考えています。

私は、お払い箱になるかと思ってたら、どうやら他の資料を読むことになりそうです。

 

 

 

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