まっちーの雑記帖

猫、メタル、バリアフリー、政治など。高知市の外れに住んでます。高知の話題もちょっと。

新スキル獲得 なんちゃってテヘ(o^^o) 

2024年05月23日 | 視力障害者関係&バリアフリー関係

今日(正確には昨日、5月22日水曜日)、初めて印刷所のノートパソコンでPCトーカーを使ってみた。
元盲学校の教員のA先生から電話で教えてもらいながらプリンタを動かしてみた。
PCトーカーは高知の「高知システム開発」が日本で初めて作った点字入力もでき、音声出力もできるソフトだそうです。開発当初はフロッピーだったそうだ。
もちろんフツーのWindowsにインストールするんだから、見える人でも使える。
印刷所のパソコンはマウスも繋いでなくて、カーソルが画面に出てきません。あ、出るけどカーソルを動かせないんだった。マウスがないからね。キーボードを使って色々なキーで音声に従って操作します。多分。

指で触って操作するところをなんて言うのかな?あれも感知しないようにしてある。見えない人には必要ないから。
AltキーやF4、F 12キー、上下左右などを使って操作しました。
音声案内で今何をしているのかがわかります。画面と合ってないこともあるけど全て音声に従って操作したらプリンタを動かせて綺麗に印刷できました。画面に惑わされるから目をつむってやってみたりした。

ああそうか、昔、N君が言ってた画面を明るくつけてなくても動かせるエコなパソコンってこれなんだな、と納得。
見えない人でも自由に文章が書ける!
自分の考えを世界中に伝えられるってすごい!
と感心した。

こんな年(77歳だよ)になっても新しいことを経験できて幸せだなぁと思った。
でも、やっぱりWindowsは苦手です。

高知システム開発のホームページより
スクリーンリーダー PCTalker
https://www.aok-net.com/screenreader/


#高知システム開発
#スクリーンリーダー
#PCトーカー

 

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点字印刷所

2023年05月25日 | 視力障害者関係&バリアフリー関係

昨日、今日と点字の印刷をしてきました。
今は印刷は3人でやっています。

でも、原板を作るのは、守る会の大御所A先生がやってくれます。

原板は下の写真のような大きな機械で作ります。


右の机の上のパソコンにデータが入っています。パソコンから機械(ブレイル・シャトルといいます)に指令が送られてカタカタと点字が打たれていきます。
この点字のデータをパソコンで書けるのは何人もいないと思います。
点字に変換するソフトがあるのでパソコンが使える人は誰でもやれるんだろうけど。。。
変換ミスなどもあるのでチェックが大変なんだそうな。

正しく作動してないとパソコンがちゃんと音声で不具合を教えてくれるそうです。
賢い!


昔は足踏み式で、一文字ずつ打ち込んでいたそうです。
今は、裏表両面印刷で、1枚2分くらいで仕上がります。

「あかるいまち」も「市議会だより」も30枚くらいあるので、昔に比べて機械がやるので楽になったとはいえ、見ていないといけないので結構時間がかかるなぁと感じます。


そうそう、印刷所の看板?表札?の縁取りの色はこんなふうになりました。

 

 

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いよいよ選挙が始まる ⑴

2023年02月04日 | 視力障害者関係&バリアフリー関係

今年は地方選挙の年です。

まずは市議会議員選挙。
2月に入ってすぐに選管との話し合いが行われました。

見えない人たちにどう情報を伝えるのかという点での工夫や苦労を書いておきます。

まず、方法は、点字、音声(CDやカセット)、電子メールなどデジタルも活用します。

私たちの仕事は点字の部門です。

点字を必要としている人がどれくらい居るのか知らないので、何とも言えないのですが。
他の障がい者へのお知らせもそうなんですが、申請主義ですから、必要な人が申請しないといけないんですよね。
でも、そういうお知らせがあることをどうやって知るかというと、、、

想像ですが、知り合いから教えてもらったり、テレビやラジオでお知らせを聞いたりがほとんどだと思います。
知っていても申請するのが面倒だと思う人もいるんじゃないかな。

それは置いておいて。

実際の手順です。
市が把握している点字使用者の数が基準です。
市も課によって多少違うこともあるので大きめの数字で用意します。多分。

投票所の数だけの、候補者一覧表。
候補者の数だけの候補者カード。
投票所の変更のお知らせ。(該当する地区で必要と思われる人の数、郵送するので封筒に貼る点字シール)

とりあえずこれだけのことを話し合いました。

点字用紙、透明シール、それぞれの原盤に必要な亜鉛版や塩ビ版の調達。

市議会議員選挙は選挙期間が短い上に立候補者が多いので(定数34人)、選挙公報の点字版は間に合いません。

点訳して、選管にチェックしてもらって、間違いがないと確認してから印刷です。
現在はパソコンでのやりとりが可能になったのでいくらか時間短縮できるようになりました。

今、透明シールと塩化ビニール版を注文しようとしてるところです。
亜鉛版は余裕がある。
点字用紙は市内の紙店に頼めばすぐ持ってきてくれる。

また、ぼちぼち書きますね。

 

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臨時のお仕事

2022年07月26日 | 視力障害者関係&バリアフリー関係

ある文書を弱視の方たちにも見やすい大きさの文字で印刷するように(全盲の方に)頼まれました。

元の文書は明朝体の小さな文字でした。これはいくら拡大しても読みづらいだろうと思って、角ゴシック体の大きな文字に変えました。
最初の注文は拡大して印刷してくれというものでした。全盲の方は文字をただ大きくすれば読めると思っていることに驚きました。

でも考えてみると、全盲の方は読み上げソフトを使って読むので活字のフォントとか大きさとか案外どうでもいいもののようです。どんな活字でもちゃんと読むので。

また新しい発見があって面白かったです。

ちなみに、全盲の方でパソコンの画面を真っ暗にして使っている人もいます。音で聞いているので画面は明るくしないでも構わないんだそうです。
「僕らぁエコながでぇ」と得意そうに言ったっけ。 


原稿はとっくに出来ていたけど、おとーさんが調査に行ってて車がなかったので、明日印刷しに行ってきます。
調査は空振りだったようで。
泊まりがけの調査はしんどいようです。




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やらなければならない事が多すぎて

2022年06月20日 | 視力障害者関係&バリアフリー関係

選挙の準備です。
選挙管理委員会の下請けやってます。
視力障害者用の分だけです。

聴覚障害者の方にはどうやって選挙公報を届けるんだろう。
文字が読めるから通常の選挙公報なんだろうな。
テレビにはテロップが流れるんだろうか。

今は選挙公報の点訳版と音訳版を作ることに専念しなくては。
取り敢えず、今日の分は終わった。多分。

明日はオーテピアにカセットテープとCD-Rを届ける。

その後、発送用の封筒の準備。

各選管には点訳の冊子とカセット、CD-Rを入れる。
有権者には点字が欲しい人とCD-Rが欲しい人がいるのでそれぞれを入れる。

「選挙のお知らせ」という点字のシールを貼る。
封筒にも貼る。

ここまでは公示日前でもやっておける。


公示日がすぎて立候補者が決定して搭載順が決まったら、点訳の選挙公報の印刷が始まる。

点訳版、音訳版が出来上がったら、間違いのないよう封筒に入れてポストに投函。

ふぅ、これで間違い無いかなぁ。
こうやって書いておかないと。
自分の記憶に自信がなくなって来ている。

 

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引き籠りだけど、忙しい。

2022年06月03日 | 視力障害者関係&バリアフリー関係

参議院議員選挙が近づいて、点字用紙や録音用のカセットテープ、CD-Rの調達に取り掛かっています。

前の責任者から引き継いだのはいいけれど。
前の方は現金支払いだったから、振り込みはちょっと・・・という紙店の返事。
お金を用意しておかないと注文もできないな。
お金持ってないし、どうしようかなぁと思ってたら、前責任者から会の通帳をお渡ししますとの電話があってホッとした。
紙の方はこれでOK。
選挙が終わったら支払い方法を変えてもらえるか考えてもらおうっと。


カセットテープは小売店でも、ネットでも、まとめて数十個は在庫がない。
ネットであちこちから買い集めようかなと考えたけど、音訳図書作りなどをやってるオーテピアに聞いてみた。オーテピアでも ここ数年はカセットテープを購入してないとのこと。テープは何度か繰り返し使えるので。
昔購入してたところを教えてもらったけど、サイトを見たら現在は通販してないみたいだった。

ふと思い出して、守る会の重鎮 A先生に電話で尋ねてみた。
なんせ全国的にお顔の広いお方だから何か知ってるはずと思った。
「ふんふん・・・知り合いのところに聞いてみよう。いくらぐらいの値段か後で教えるから」と言って下さって、ホッとしてたら。
すぐに電話があって、「90分テープ、40個注文したから。1個300円くらいだそうだ。Mさん(前任者)の家に届くから。」と言って電話が切れた。

あのー、注文する所を聞いただけなんですけどー。。。
Mさんは今回からタッチしてないんですけどー。。。
これがA先生得意の早技かー。

助かるけど、Mさんに話しておかなければ。
いきなりカセットテープが40個も届いたらびっくりするよね〜。

まあ、これで、カセットテープも準備できた。

CD-Rはケース入りのやつじゃないといけないけど、どこでも買えるし。
こっちの方は200枚くらい要るので、車で買いに行かなければ。

あと、紙を印刷所に、テープとCDはオーテピアに運ぶ。


公示日に候補者が揃ったら仕事が始まる。
気ばかりせいて落ち着かない。
候補者が決まらないと何もできない。

参議院選はややこしいんだよね。
選挙区選挙と、比例代表選挙があるし。
党派名での投票もOKだから党派名の名簿も必要。
選挙公報も数ページのものになる。
点字の必要な有権者には期日前投票に間に合うように郵送したい。無理だけど。
どうしても1、2日遅れてしまう。
点訳が正しいかどうか選管にチェックしてもらわないといけないから。
録音もね。全部聞いてもらってダビングOKが出ないと複製できない。

郵送用の封筒も用意しなきゃ。

家にこもって苦手な電話をかけまくってアタフタしています。
来週月曜日から始動、のつもり。
外は暑いだろうな〜。

 

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いよいよ忙しくなります。

2022年05月24日 | 視力障害者関係&バリアフリー関係

第26回参議院議員選挙です。
何事もなければ、今年の夏に行われます。

視力障害者向けに選挙公報や候補者名簿の音訳版・点訳版を作成する仕事の手伝いをしています。

公示日が決まり立候補者が揃わないと準備できないことが多いのですが、点字用紙や録音用のCD-Rやカセットテープは揃えておかなければなりません。

全県内の視力障害のある有権者さん宛に送るのはもちろん、投票場に1セットずつ用意しなければならないので、数が多いんですよね。

毎月の市の広報と3ヶ月に1回の市議会の議会報もあるから選挙が済むまで、気持ち焦ってしまいます。

 

・・・・・

印刷所の隣の空き地に見慣れない蕾?実?がありました。


今度行った時どうなってるか(つぼみなのか実なのか)見てこようと思ってます。

 

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またまた新しい仕事が(´・ω・`)ウーン

2021年12月11日 | 視力障害者関係&バリアフリー関係

高知市が発行している「障害福祉のしおり」の点字版の作成です。

2年ごとか3年ごとに発行しています。
障害福祉に関するいろいろな制度を紹介するパンフレットです。

以前、日記を書いた気がするけど見当たらない。

視力障害者に関する部分だけを点字にするんだと思うけど、それでもページ数はかなりあった気がする。
通常のホッチキス留めができないので、点字用紙に穴を開けてリングで留める。



今度の表紙の色は何色になるんだろう。
発行部数も多くて数千枚穴を開けなければならなかったような・・・

それでも、今回は電動の穴あけ機があるから簡単だ。



ボタンを押せば一気に穴が開く。一度に20枚ずつくらいだけど。

穴あけ機はリングに通すのにも使うのですご〜く便利。


期日も来年の3月までに作ればいいそうなので、慌てることはないと思う。
ただ、穴を開けてないと印刷できないので、1月中にはやらないといけないだろうな。




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2021年12月11日の日記

2021年12月11日 | 視力障害者関係&バリアフリー関係

昨日今日と、守る会の機関誌の校正をやっています。
印刷するための原稿作りです。

一人でする仕事は好きなんだけど、これは、他の人にも見て点検してもらわないと間違いに気づかない箇所が出てくる。「多少間違ってても構わないから」と言ってくれるけど、やっぱり間違えてたら嫌だな。

といいつつ、これもまた他にできる人がいないのでお願い、と言われると引き受けてしまう。


県の広報誌は「さんSUN高知」というのだけれど、耳で聞くと「さんさんこーち」なので、原稿はいろいろな書き方で書いてある。ややこしいことに「さんさんテレビ」というテレビ局がある。でも、文の流れの中で間違えることはないので、訂正しないことにした。

字ばかりで構わないという人もいるけど、イラストがあったら読みやすいという人も多いので、フリーのイラスト素材探しもやる。
漢字の誤変換は最近はあまり見ないけど、パソコンが間違える時もあるので悩む。
SNSなどで間違った漢字の使い方をわざとする人もいたりして、使用頻度の高い方が正しいとされるんだろうか、どちらも検索で出てくるからわからないというものもある。どっちでも良いとうものもある。
そういう部分に変に興味を持ってしまうので、疲れる。

というわけで、今日は、もうやめた。

12月中に発行できるのか? (´ヘ`;)ウーム

 

 

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タイトルは後で

2021年12月08日 | 視力障害者関係&バリアフリー関係

選挙の手伝いで疲れたのは事実だけど、原因はもっと他のところにある。

自分はそう思ってるけど、違うかもしれない。

たくさんのことが重なって自分でも分からなくなってる。


まず、対面朗読の利用者さんの理解力が極端に衰えてきて、何度も読み直しても伝わったと感じられなくなったこと。
機械的にアルファベットを読んでても何も伝わってない・・・。虚しさだけが残る。
もともと、中国語が好きでもなく得意でもないのに、他に人がいないからという理由で、とにかくアルファベットで書かれているピンイン表記を読んでくれということだった。
それを利用者さんがご自分で点字タイプライターで点字用紙に打ち込む。
この時点で打ち込んだピンインを指でなぞり確かめながら発音して練習していけばピンイン表記と結びつくと私は思うけど、テキストを消化することだけが目的のようで、間に合わないと言う。今月号は今月中に点字にしておきたいと。
中国語を喋れるようになりたいのかどうかよく分からなくなってくる。
人の意見は頑として聞き入れない。
テレビやラジオの番組を聞いても分からないと言われる。
発音の練習を全くしないのだから当たり前なんだけど、相変わらずピンインを書いていくだけ。
読んでいる私も発音を確かめる暇もなく、ただ機械的にアルファベットを読み続ける。
絶対に復習したり後戻りしたりしない人なので進むしかない。
疲れる。
テキストにピンイン表記が書いてない場合も多くなる。
簡体字しかない場合、読みようがない。
読めませんというけど、読んでくださいとしか言われない。
図書館のスタッフさんに相談して中国語を話せる人を探してもらうことにした。

これはボランティアを辞退したので、もう疲れることは無くなったけど、何かできることはなかったのかという悔いが残っている。

・・・・・
書いているうちに気づいたことがある。

障害者サービスといってもサービスを受ける人も提供する側の人も共に高齢化していくということ。
そうなった場合、どこまでニーズに沿ったサービスを続けるのだろう?
ボランティアさんも年を取る。
サービスを受ける側になることもある。
どちらかの側に固定して考えたらいけないのでは?
制度に柔軟性がないような気がする。




 

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