といっても、家から20分、タクシーでひとっ飛びのところに一泊してきました。
夫が入院中の間に私を労いたい娘のサプライズでした。
近いといっても一泊の用意はそれなりにあり、それが旅行気分をさらに盛り上げてくれます。
久しぶりのラグジュアリーな気分、
テラスで飲みながら夜景を堪能、、しばらく日常逃避を楽しみました。
夜中、目が覚めると窓に満月が見えました。
月光を浴びるといいと聞きますが月は少しづつ移動しながらいつのまにか夜明けになりました。
月は満ち欠けがあったり神秘的ですね。
太陽も皆既日食とかあるけれど、、
好きな故事を思い出しました。
父が息子に「太陽と長安(当時の都)はどちらが遠いか」と聞くと、「長安から来たとは聞くけれど、太陽から来たとは聞いたことがないので、太陽の方が遠いと思います」と答えた。
下の息子に同じこと質問をすると、「太陽は頭上に見えますが、長安は見えないので 長安の方が遠いと思います」と答えました。
さて、この一泊は、パリに行くのも京都に行くのも変わらない正真正銘の「旅行」でした。
距離でもなく、観光でもなく、旅行とは「場所を変える」ことだと思いました。
昨日のことですが今日になっても気持ちはまだ浮遊しています。