TOY VOX

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悪魔 2

2021-04-06 05:49:50 | アドベンチャーとRPG(ネタバレを含む)
 ブログ主(vox6336)は水木しげる『悪魔くん』も田村隆平『べるぜバブ』も未見で、悪魔に関する知識はゼロにひとしい。少しずつ調べながらゲームをすすめていくので、以下くわしい読者もくわしくない読者もおつき合い願いたい。

 まず「レメゲトン」とは何なのか。
 これは中世グリモシー文書(フランス語でグリモワール)のひとつであるらしい。
 古代イスラエル王国を建国したソロモン王は大天使ミカエルからさずかった指輪によって悪魔を使役したという。グリモワールはこの悪魔たちを召喚するための呪文など、魔術に関する文書である。

『ソロモン王の指輪』に登場するのはこの伝説上のキャラクターたちだ。

 プレイヤーはまず、悪魔を召喚する魔導書「グリモワール」を手に入れたもの(アラリック、ダントン、ベアトリス、ブロンウィン)のうち1人をえらぶ。最大4人までプレイ可能。

「(取扱説明書の「ヒストリカルノート」セクションから言い換えます)ソロモンの鍵の基本的な話は、ソロモンがエルサレムに最初の神殿を建てていたとき、彼の労働者の一人が悪霊に捕らえられたというものです。大天使ミカエルが現れ、ソロモンに魔法の指輪を届けました。それは彼にすべての霊を指揮する力を与えました。ソロモンは霊を真ちゅう製の器に命じ、それを封印してバビロニアの湖に投げ入れました。ソロモンは、悪魔が再び解放される可能性を予見し、霊をもう一度命令するために誰でも準備できるさまざまな儀式と楽器を詳述した遺言を準備しました。この力は病気の治療と危害の防止に使われるはずでしたが、17世紀に印刷された例が再び登場したとき、代わりに魔術師による宝物と個人的な利益の発見に重点が移りました。」




 
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悪魔 1

2021-04-06 01:03:57 | アドベンチャーとRPG(ネタバレを含む)
 ジム・ダニガン『ソロモン王の指輪』(1979年、SPI)をベースにしたゲームをプチコン3号で作ってみよう。(「移植」と言ってしまうといろいろと問題かな。まあジェネリックということで。)

 どんなゲームかというと、

「(取扱説明書より)悪魔は、「ラメゲトン」を構成する中世と古代の写本に基づいて、1人から4人のプレイヤーを対象とした悪魔の想起と宝探しのゲームです。プレイヤーは中世のアルメニアで宝物を探す魔術師の役割を果たします。アルメニアの「致命的な力」は、恐ろしい悪魔を想起させる能力を主な防御とする魔術師を自動的に追跡します。」


 この説明では何を言ってるのか分からないと思うが、ようするにプレイヤーは悪魔を召喚できる魔法使いとなり、ソロモン王の秘宝を探しだすというゲーム。プレイヤーは悪の魔法使いだ。プレイヤーの対抗勢力である「致命的な力(motal power)」は「人間ユニット」と訳すよりも、「正義の味方」あるいは「超能力者」と訳したほうが分かりやすいだろう。彼ら(彼女ら)は一定のルールにしたがってプレイヤーに接近し、攻撃する。

 マップがさししめすのは中世のアルメニア、セヴァン湖の南、アララト山の東一帯。



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