雑談。先述のとおり、ナポレオン戦争に関する研究がすすみ従来のイメージはだいぶ変わっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/da/bddc000d940415ab8525e8901e723a9c.jpg?1615319119)
たとえば「ナポレオン=老耄」というイメージ、よく考えたら1769年うまれのナポレオンは40代なかばでまだ老人とはいえない。
第7次対仏大同盟に対して先手を打って攻勢にでるところなんかアウステルリッツのころと変わってないのではないか。いやむしろ何回かの栄光と挫折をくりかえしている分、よりしたたかになっているかもしれない。
とにかくこのときのナポレオンは、パリ市民からこれまでにないほど望まれて帝位に復帰したわけで、大陸軍の士気も旺盛である。
ワーテルローのナポレオンは「一度たおされて覚醒したラスボス」といったところか。
スールトについては「元帥としては有能だが、参謀としては無能」、「ベルティエより劣る」、「ダヴーを参謀にしていれば勝っていたのに」などと言う評価をよく目にする。最近の研究ではこれらの評価も変わってきているのだろうか。
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