戦闘の経緯については省略。大尉はフランス軍の勝因、プロイセン軍の敗因を以下のように分析した。
「フランス軍を勝利に導いたものは何でしょうか。それが兵力か、戦闘体験か、それとも軍人の勇気かについては多くの人にとって判断するのが困難でしょう。プロイセン側が忍耐と勇気をもって、(大言壮語せず言うのですが) 戦ったことは事実です」
クラウゼヴィッツ大尉は兵力差はほぼ同等であったとしている。大尉によるとプロイセン軍の敗因は兵力差ではなく、予備師団が投入されなかったことであるらしい。
「私の経験からも、また最近の情報が伝えるところによっても、敵軍のダヴー将軍麾下の兵員が5万であり、これらの全員が戦闘に加わったことは、まったく疑う余地がありません。たしかに、ブラウンシュヴァイク公軍の兵力も同等でした。しかしカルクロイト将軍麾下の予備師団は撃破された自軍の兵士を収容するしか活動できませんでした」
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